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第99話

 それに愛想を振りまきながら、朗々と注釈をくれ、壁に映像を投射しコーヒー豆ができるまでを懇切丁寧にといてくれた。なんて親切な方なんだとメンクロスは感謝した。知識欲の豊富なメンクロスにとって新たなものに触れることは歓喜のインシデント他ならない。この星のコーヒーは神秘的だった。ぼそぼそとか細い声がした。メンクロスは目ざとく音源の背後を振り返った。しかし、誰もいない。気配はするのに。何か不自然だ。


 その間もケイティは、宇宙船のこと等を依頼していた。ぬかりのない女子だ。上級役人のマドコさんは費用計算を隣に立つ秘書にさせている。そこから、ガールズトークに花を咲かせた二人を退屈そうに見守るメンクロス。お化粧の話しにはさすがに特攻できない。見積もりが出来たのでそれを秘書の方がプリンタで印刷しケイティに手渡した。険しい顔に高値なのかなと不安になるメンクロス。


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