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第80話

「艦長、すぐ近くに宇宙政府に所属する星があります。そこではどうでしょうか?」


「ラル、その星は安全なの? 何か支障はないかしら?」


 ちょっと待ってくださいと言った後、巨大ディスプレイに星を映し出した。一般的な惑星だ。人間の移住も進んでいて、言語も通じる。もちろん装置があるので通じなくても訳してくれるが。なかなかいい星のようだ。ここなら可及的速やかに修復作業に没頭できるだろう。


「わかったわ、着陸準備、よろしく」


「了解です」


 メンクロスが艦長席の隣で「迅速な判断ですね」とからかった。しかしそんな軽口を気にするケイティではない。


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