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第62話

 またまたブリッジに話は戻る。特に異常なしな現状において、とりあえず宇宙空間を移動し物資を輸送し、小金を得て、まるで貴族だ。いや、まあ、ケイティは貴族だけど。ケイティにとって宇宙旅行は思い出づくりの一環も兼ねている。それと出資者である王子様まで連れてきてよかったのかという不安もあった。


「メンクロス様、地球に帰りたくはありませんか? 何なら物資を運んだあとお連れしますが?」


 ケイティに向けたメンクロスの表情が険しくなり、目つきが猛禽類のようだ。怒っているのか憤懣しているのか、どっちだろう? しかしどちらにしろ不機嫌になったのは間違いない。ケイティは軽く頭を下げて謝罪した。


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