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第37話
「相手の気を引くにはどうしたらいいのかと、そう質問されて苦心しているのです」
ケイティは虚空を見上げて「相手の好きなものは何?」と質問を投げかけ、自身の初恋時代を思い出していた。まだ十代だけど。経験豊富ではないケイティにとって苦手なカテゴリーのトーク内容で、内心焦っている。このイケメン王子様に醜聞をさらすのを避けたいという思いからだ。ちょっとプライドが高く、自信過剰なところがある彼女にとって、当惑する事態などはなるだけ避けたいのだ。メンクロスの様子をうかがう。蹉跌はあってはならず、スマートに解決するのだという自負があった。




