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第30話

 それと拿捕したモンスターの処遇だ。気になるのは。ネイラーとしては殺さず活かして逃がしてやりたいという温情に横溢していた。確か人間に被害を与える。でも、それは自分の身を守らんとするためだ。何もしなければ米をくうだけ。それも迷惑ではあるが……。自分の優柔不断とも言える優しさにいつも悩まされ、苦痛の原因ともなる。これが、ネイラーらしさとも言える。だからといって苦悩を続けるのも馬鹿らしく思う彼である。


「艦長、ネイラーです。応答願います」


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