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第23話

「ネイラーさん、一度に行きますか? 物資を食い荒らしたこそどろ野郎に」


「もうちょっと待て、なんだか余裕があるようだしな。何かある」


 米食いコウモリは悲鳴をあげた。地響きのような轟音だ。轟然とした。すると上空から二匹の米食いコウモリが襲撃してきた。「頭を下げろ」とネイラーは言葉を発した。仲間がいたのだ。つまり全部で三匹。大捕り物になりそうだ。米の減り方が激しい訳が分かった。ネイラーたちの頭上をかすめる新手の二匹の米食いコウモリ。


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