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戦闘員Aですが何か?   作者: マネージャー
第一章 東雲編
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ハズレくじを引くのは俺ですか? ー3ー

(作戦だから仕方ないけど、一人は結構心細いんだけど)



『何? 私の存在を無視するわけ』



 レムリアは俺の部屋でぬくぬくしてるわけで、この場所にいるわけじゃないし。いつの間にか阿弥陀ゲームの観客が増えてるんだよな。しかも、その観客達はフローラの戦闘員達なわけだ。全裸モドキの戦闘員達が俺を囲むという異様な光景が広がってる。



 勝負という緊張感のある雰囲気だけじゃなく、一人だけ敵に囲まれるプレッシャーもある。しかも、戦闘員達の顔が俺にそっくりなのは気のせい……まぁ、この中なら会長も紛れ込みやすいだろう。



「何をボケッとしてる。もう勝ったつもりでいるわけ?」



 フローラの言葉にハッとする。色々と考えたせいでフローラを見てなかった。



 俺に残ってる数字は五、四、三(一)、一の四つ。対するフローラは七、五、三、二。数字的にはフローラが有利だけど、こちらは一回勝てばいい。



 ここでフローラが選ぶのは七か五。どちらも負ける可能性は四分の一。五同士なら引き分けで俺の勝ちになるし、七は一を引くかもしれない。



「私はカードを使用するわ。今回は『鋏』よ」



 その効果で切られたのは真ん中と右隣の枠。相手の線は分からないけど、俺が描いた線が全部排除された。



『ちょっと……右から二番目の数字は一よね。ヤバいんじゃないの』



 右端は七、二番目は一、三番目は三。右端は六と勝負して勝ったけど、残りの数字は一。三も『分配』にやられて残りは一。一が三つ並んだ事になる。



「いや……俺はここで『盾』のカードを使う」



『分配』も重ね攻撃になるんなら、『盾』を使えば三分の二がこっちの勝ちに転がり込む寸法だ。



「どの位置に『盾』を置いたか表示されない。けどね、重ね攻撃を考えると大体の位置は把握出来るわ。それにカード使用時、言葉にしなくてもいいのよ」



「えっ!」



 フローラはカード使用時は声を出してた。これは俺が『盾』を使う際に声を出させるためか。



「『盾』の効果はこのターンのみ。その道筋を選ばれなければ損した事になるわね。私が選ぶのは左端よ」



 フローラは左端を選ぶのは、『盾』の位置に辿り着かない事が分かってるから。それは『鋏』で線を全部切って分断したって事だ。

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