ミッション4「富山超古代遺跡攻略」
《今日のミッションは、富山に所在する超古代遺跡の調査です。現在、BSが防衛システムと交戦中ですが、時間の問題でしょう。私たちも現場に急行し防衛システム、又はBSの残存勢力を撃破してください。なお、遺跡内部の調査は調査班で行いますが護衛としてセシルさん、ソランジュさんも遺跡内部に同行してください》
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~ミッションエリア:富山県富山市 飛騨山脈水晶岳~
ミッションエリアに到達したけど、雪が降っているな……。今日は、吹雪がひどくなるらしい。一応、“風護の符”を機体に付加した。今、俺たちはBSが全滅するまで待機している。しかし……
《うわ……寒そ……。俺寒いの嫌いなんだよね……》
《私は雪を見るのは初めてだわ……感動する……》
《遺跡の中って暖かい?》
《雪って意外と汚いんだろ!?信じられねーわ!》
《ね~天君?生き残れそう?》
「生き残りたいけど、そのセリフは不安になるから黙っててくれよ……」
《大丈夫さ!天なら一人で防衛システムを1分で壊滅できるから》
「無理だろそれ!?初心者がそれできるわけないと思うんだけど!」
《おいおい!本当に大丈夫か!?》
「信用ないな~、まあ、まだ俺は未熟だけど、セドやレオンがいるし、連中を全滅させれば後周りで待機すればいいだけだから、……まあ大丈夫っしょ……」
言っててだんだんと不安になってきたよ……もう少しましなこと言ってくれよ!調査班の方々、申し訳ないが少し黙っててくれよ!あとイレギュラーとか起こらないよな……?遺跡の奥で神器とかに触って、防衛システムのレベルとか上がらないよな……?……ゲームやアニメの見過ぎかな……?
《よし!BSの調査部隊の全滅を確認した。これより作戦行動を開始する》
よし、俺もエルクを起動させ、遺跡付近に接近する。
《お!行ってらっしゃ~い》
《期待の新人君の腕前を見せてもらおうじゃないか》
「ようし!俺様の実力をきちんと見ておけよ!」
『天!あんた調子に乗らないの!』
「……ごめんなさい」
遺跡の近くまで来たところで、Sゴーレムが2体、ガンガゼが8機確認。Sゴーレムはあいつらに任せるとして、俺は遠くからガンガゼを狙い撃つぜ!今日は、吹雪がひどくなって視界が悪くなるらしいが、FCSが仕事をしてくれるから楽なんだよな!
しかし、覚醒条件なんていまだにわからない、ほぼノーマルの俺ではまだまだ雑魚だし……。おそらく覚醒条件って、俺がピンチになった時なのかな?例えば、もう一撃食らうと撃破されるみたいな……?でも前回は、一般兵器の攻撃なら、まだ耐えそうぐらい、あまりダメージを受けてなかったのに覚醒したのが気になるんだよな。まあ、砲台の攻撃を受ければ撃破されてたかもしれないけど……。
さて、作戦開始から2分で防衛システムの全滅を確認した。調査班の機体と、セシル機、ソランジュ機が遺跡内部に入る。俺たち(と、ドローン10機)は、ここで待機だ。
《ふぅ~…しばらくは、暇になるな!》
《俺的にはむしろ暇のほうがいい………面倒ごとなんて起きてもらいたくはないしな………》
「でも、あいつらがいなくなって、BSかEUNのどちらかが俺たちを攻撃しに来るのかな?」
《可能性はあるな………》
『不意打ちされるのは嫌ね……』
《ふふん!俺たちはこれまで何度も不意打ちをついていたぜ!》
《だから今の俺たちは相手側にとっては格好の獲物だよな………》
『でも、近くに敵機影は見当たらないわよ?』
《でも油断はするなよ………?最近はステルス機というものも数を増やしているらしいし………》
《ステルスかぁ~……あれ扱いづらいって聞いたんだけど!》
《まあ、ステルス機は常時エナジーを消費し続けるから………しかもコストが高い……そうはいっても、厄介な相手なのは間違いないし………》
《EUNの支部ではステルスなんてないだろうな!》
《ミランダがいるから何とも言えない………問題はBSなんだよなぁ………》
《明ちゃんがいつの間にかいるしな……》
ステルス……これは面倒な敵だよな……。レーダーが効きづらければ、FCSも効きづらい……。
《さあ、今日は何の夢を見るんだろうな?》
「は!?また俺に負担掛ける気か!?そのうち死ぬかもしれないよ!?」
『でも2~3時間くらいで、完全回復するから不思議よね~?』
「ほんとだよな。寝込む時間も短くなっているし」
『最初は四日も寝込んでたからね』
と、周りを警戒しながらも他愛のない話をしていくと……吹雪がだんだん弱くなった。
《各機へ。BSの部隊がミッションエリアに接近しています。迎撃の準備をお願いします。敵戦力には有力なエルクがいるものと思われます。十分に注意してください》
BSがこちらにやってきたようだ。俺たちは話を中断して、さらに警戒を強める。今回も厄介な奴がいるようで、やはり一筋縄にはいかないか……。しかし、こうして接近に気付いているということは、ステルス機はほぼいないということになる。これで少しは気が楽になるというものだ。
《まもなくミッションエリアに到達します》
ついにBSがミッションエリアに到達したようだ。俺の千里眼で敵勢力を確認する。紫の“薬院”と赤の……あれは確か…“御陵”だったかな?ともに人型。それに極東のBSの主力である“日吉(飛行型)” “弥生(人型)”“神無月(蜘蛛形)”のエルクてんこ盛り……。それ以外にも、ドローンが十数機、戦闘機も数機いる。
あの薬院は間違いなく明ちゃんだろう。もう一人は……?
《また会ったな新人君?以前は多少油断していたが、今度こそはリベンジするぜ……と言いたいところだが、こちらもセンスはある新人君がいるので、こいつらを相手にしてもらうぞ》
《まあ、明ちゃんが新人いじめとか大人げないことするはずがないもんな!》
《どうだか………?》
《しかしそのカラーリング……黒と青……よくわかっているじゃないか》
「え?あ……俺のことか(笑)」
《少なくとも、セシルどもよりはセンスはある。そこは誇りに持ってもいいぜ?》
「あ……ハイ」
なぜかカラーリングを褒められた。敵とはいえ、褒められると気分がいいもんだ。だからって油断はしないけどな!
《何?俺らはセンス悪いって言ってんのか?》
《俺は白がメインカラーの奴は好かん……悪夢が……》
《まーだ引き摺ってんのかよそれ!》
《お前……毎度のことながらいつも白だのシイタケだのと変なところをこだわっているよな………?》
《しいたけは……あれは人類の食い物ではない》
『はあ?あんたシイタケ食えないの?そんなんだから、万年童貞プラスあそこも小さいのよ!』
《うるさい。人の心を正確に抉んな。あとお前は俺の何を知っている?俺は聖剣エクスカリバークラスだぞ?まだ砥石で研いでる最中だからな、きっと初めては高火力の貫通力にアサルトライフルを……》
《はあ?明ちゃんはブロンズナイフレベルだろ?(笑)》
《んな!?》
《それどころかもやし……下手したら陰毛クラスだろうな………》
「それもうほとんど女じゃないですか……?」
《明ちゃんは女であって男ではない………!》
《おい……噓をつくな》
『ちょっと!もやしって言わないでよね!もやし食いたくなくなるじゃない!!!』
「うん分かったからお前……イヴリーンは黙ってろよな!」
それにしても明ちゃん……話に聞いているとおり……いや、それ以上の変な奴だったな……。最初に出会った頃のギャップが……。それにどんどん話がそれていってるし……原因は明らかにイヴリーンだが。戦場でこんな緊張感に欠けるような会話をするのか?しかもこれから殺しあう敵同士で……。まあ、セドたちは元BSだから会話が弾むのだろうが……。あと明さん?周りの兵士と新人君は引いていますよ?
《明さん……話はこれくらいで……》
《そうだな……とりあえず俺のことを馬鹿にしたこいつらをぶっ殺して、遺跡の中にいる奴らもぶっ殺して、さっさと調査するか》
赤い“御陵”がこちらに向かってくる。俺と同じ新人君らしい。因みにこの人は女性のようだ。ならなおさら、負けてられないな!
今回は射撃戦。ただ相手はマシンガンを撃ってくるので、なるべく敵との距離を取りながら、スナイパーライフルを撃つ。一応AFがあるが、あまりあてにならない。だんだん雪が降ってきて、視界も悪くなる。FCSがあるとはいえ、ちょっと厄介だな……。特に地形が把握しづらい。こういう時は、魔波を飛ばす。……空中戦でもやれば、地形云々は関係ないが、飛行型がいるからなあ……。流石にスピードは、飛行型が上だ。地上には蜘蛛型もいるが、人型も地上戦は得意分野だ。
それにしても吹雪が気になる……。今までのミッションは晴れていたからなあ……。
《ふむ……さすがに強いですね。まあ、私もひよっこですが、明さんの言うとおり、あなたとはいいライバルになれそうです》
「フフ……そうかもな」
『(でも、天は私もいるからね~)』
「(そうだな……まだ相手のほうが一歩リードしているのかも)」
《機体性能はこちらが上なので、どっこいどっこいですよ》
「あれ!?聞こえてた?」
《私はエルフ族です》
ああ、エルフ族なら仕方ないか。でもエルフ族なら魔力量も多いし、魔質も高い。でも俺はヴァリアント……あれ?
「相手はヴァリアントなのか?」
『同じ新人で互角に戦えている……可能性としてはありそうね……』
《フフフ……》
相手の笑い方が気になる……。もし相手が、俺とほぼ同じ時期にアルファになったとしたら、ここは俺の勘だが、機体性能やイヴリーンを抜きにしてもおそらく互角になりそう。ノーマルかフォースのどちらかだろう。副作用という問題点があるものの、覚醒しない理由がほとんどない。むしろ使わなないと、勝てない相手が増えるからな。そもそも副作用が起こる確率はごく稀といった程度だ。同じヴァリアントでも、ステージの違いによって実力も変わってくる。
フォース(覚醒なし)<セカンド<サード<ファースト<フォース(覚醒)
現状ではこんな感じか……。ただ、もしかしたら……
ファースト<<フォース(覚醒)
くらいの間が空いている可能性もある。実際にひよっこの俺が初ミッションで明ちゃんを倒したこと(しかも一発)、あの“シュヴァルベ(ミランダ機)”も両翼を正確に狙えていた。
……と、話がそれたが、基本みんな特別な理由がない限り、覚醒する。ただフォースは、好きなように覚醒しないから、条件がわからないことには、ほかのヴァリアントには勝てないだろう。
さて、相手はこちらに接近してくる。近距離では連射性の高いマシンガンのほうが圧倒的に有利。至近距離だとばらけないし、機体性能はあちらが上だ。AFを使っても限界がある。なるべく距離を置きたいのに、どんどん迫ってくる。ドローン数機もこちらを狙っているし……。よし…イチかバチかやってみよう!
俺は御陵に急接近し、ブレードで敵機を斬り裂く。
——フッ
《……!そう来ましたか!》
致命傷…とまでにはいかなかったが、相手に左腕を損傷させた。こういうのはノーマルでは初めてやったが、慣れてないとマジでビビるな……。
『覚醒……!』
ピンチの時に覚醒するのかと思っていたが、どうやらそうではないらしいな……。いや、まともに戦っても普通に押されていたか?どのみち、機体の損傷率と覚醒条件は関係ないことが分かった。やはり心に関係することか……?
《あの攻撃は、度肝を抜かれましたよ……。私もまだまだですね。でも…ここからは負けませんよ!》
「受けて立つよ……」
俺はすかさずスナイパーで頭部に撃つが……
「!」
『え!?嘘!?避けた!?』
こいつ……!まるでどこに撃つか初めからわかっていたような感じで頭部のすぐ横でぎりぎり避けた。
《ふむ……どうやら二人とも条件はクリアしたようだ……!?》
俺とこいつとの戦いに何かしら意味深なことを言う明ちゃん。どうやら俺たちは何かしら明ちゃんの思惑に乗ってしまったかもしれないが、話の内容からおそらくフォースの覚醒条件についてだろう。二人ともということは、相手もフォースが覚醒したということか。
しかし遺跡全体の空気が急に変わったような気がする……そして……何かしらのアナウンスが流れた。何言っているのかわからないが、翻訳されたアナウンスがメッセージとして送られる。
“神器の盗難を確認。ガーディアンレベルをAからSへ移行、侵入者を排除せよ!”
地面からいきなりSゴーレムとガンガゼが出てきた。しかも、その数およそ50以上はありそうだ。これは厄介だな……。しかも神器触ったら本当に防衛セキュリティーが本気を出してきたぞ!ラノベのテンプレが現実に!
《なんだ……?ガーディアンレベル!?》
《セキュリティレベルのようなもんか………?》
《今までの超古代遺跡では、ガーディアンレベルが上がるといった前例は聞いたことがない……おそらくここは、相当な代物が眠っていたってことか……?》
《EUNはそのことについて把握しているのか………明ちゃん?》
《この遺跡については、調査部隊は防衛システムと交戦中だった。流石にそんなことをしている暇はないと思うが……》
「この遺跡……?」
《別の遺跡では、こういうことがあったのかもしれん。残念だが遺跡の調査回数はあちらが多い。ただ、俺たちも何回も未確認遺跡の調査してきた。よほどのレアケースなんだろう》
《やっぱりこいつらもしつこく侵入者を追いかけまわすのかな?》
《だろうな………》
《超古代のロストテクノロジーか……》
俺たちは防衛システムに攻撃する。数が多いので、BSとはここは一時休戦だ。
ガンガゼはとげのある球体を突進させてきたり、装甲が左右に開き、内蔵されたエナジー砲を露出させて攻撃する。そこにスナイパーライフルを打ち込む。
一撃で撃破。しかし、数が多い……。
『そ…天!地面からどんどん出てくるわ!』
「それに吹雪もだんだんとひどくなってきたな……」
一応“風護の符”のおかげで、猛吹雪による風の影響を受けない。しかし、視界が悪くなる。スナイパーライフルを敵機めがけて撃つが……。
「ん……?なかなか落ちないな……」
『Sゴーレムかしら?』
「その割にはレーザーを撃ってこない」
ちょっと接近して確かめる。
「遺跡か……。今まで遺跡の壁に撃っていたのか……」
『どうすんの?15発くらい無駄玉を撃ったんだけど!』
「残り4発しかない……やばいな」
『ミサイルか、ブレードでどうにかするしかないわ!』
とりあえず目を閉じて魔波を展開しておく……。あんまりFCSに頼っているとこうなるようだ。ここら辺もう少し、しっかりしないとな……。俺が魔波を飛ばしている間、イヴリーンにはレーダーで後方などの死角の索敵を担当してもらう。
状況は今までのミッションと比べて最悪だ。敵の数が多いだけならまだしも、視界が悪いのが一番痛い。
『ん?この熱源……遺跡の入り口付近……?』
「敵増援か?」
『いや、遺跡の入り口付近から、星信号(味方機)をキャッチしたわ!セシル君たちよ!』
よし、ついに来たか。
《やはりここも敵が……》
《やることは一つ。敵を全滅、ただそれだけだ!》
《ほんとーに大丈夫なの?ソランジュ?》
《おうよ!ここは俺らに任せとけって!》
《一応言っておくが、俺らは今休戦中だからな。間違っても誤射んなよ》
《だが、そう言いつつ、3~4発誤射ろうとしている奴を俺らは知っている……某明典、某イヴォン、某楊、某……》
《そういえばそうだな………こいつら腹黒いし………性格糞》
《……信用ないな。そこまでボロクソ言うか……》
『3~4発も!?そりゃっ信用なんかされないわよ!天、あいつが変なことしたらやり返すのよ!』
「了解了解」
《それなら私が相手しましょう》
《そういうことだ》
『む……』
《安心して天。こいつらとはすぐに戦うことになるから》
『え?どういうこと?』
「つまりこいつらを叩いたらBSが神器を狙ってこちらを攻撃してくることだ」
『ああ、そういうことね』
とにかく明ちゃんは性格ゆえにあまり俺らに信用されてないことが分かった。それはともかく、今は遺跡のセキュリティー部隊をどうにかしないと……。ここで下手に動いたら、調査班の機体が危ないからな。スナイパーを温存したほうがいいな。ミサイルとブレードでどうにかするしかない。
障害物がないところを確認して、複数の敵機にマイクロミサイルを叩き込む。そのあと、ドローンやBSのモブ兵士(失礼)が続けて攻撃、雑魚をせん滅しSゴーレムが再生するが、腕が再生される前に、モブ兵士がブレードで切り裂き、ドローンのミサイルでとどめを刺す。
素晴らしい連携だ。そしてあのモブ兵……敵ながら見事な動きをしている。
相変わらず猛吹雪がひどい。視界が悪くても魔波でどうにでもなる。魔波ってすごいな。人間レーダーといわれるのもわかる気がする。
“マナ残量15%、チャージしてください”
マナが少なくなってきたので、チャージする。俺たちは連携を見せ、次々とセキュリティー部隊を減らしていく。セキュリティー部隊も増援が止まり、減らすスピードもだんだん速くなってきた。気が付けばこちらのドローン、BSのドローンや兵士たちもリタイアが続出しているが、なんとか厄介なSゴーレムを全滅させ、あとは雑魚のみとなった。
そしてセシルと明ちゃんが同時にお互いを攻撃し始めた。
『え?同士討ち……じゃない……BSがこちらを狙ってきたわ!』
「よし、調査班を護衛するぞ」
ここから、俺たちとBSとセキュリティー部隊の三つ巴戦となった。こうなるとすごいカオスだな。
俺の相手はやはり赤の“御陵”こちらもダメージは蓄積しているが、相手も同じようなものだ。
《さあ、続きを始めましょう》
「ああ、一瞬で仕留めてやる」
ミサイルは弾切れ、スナイパーライフルも残り1発しかない。ただ相手はマシンガンをパージしている。ミサイルはあとどれくらいかな?
こちらはミサイルをパージして、接近戦に持ち込む。
デコイがあればよかったんだが……。まあ、今更悔やんでも仕方ない。障害物をうまく利用してしのぎ切るしかない。
とりあえず遺跡……は、セシルたちが明ちゃんたちと戦っているので無理だな……。じゃあ、門の前に行くか。
俺は猛スピードで門まで飛ばす。
相手はミサイル撃ってくるが、AFで防げ……なかった。何発かもらったが、まだ大丈夫。相手は遠慮なくミサイルを撃ってくる。全力で避けないと無理だな……。
『ちょっと大丈夫なの!?』
「まあ、待て。障害物を利用してどうにかする」
何とか門の前にたどり着いた。相手も俺の狙いを分かっているのか、俺をロックしてもミサイルを撃たない。相手も白兵戦を仕掛けてくるようだ。至近距離から撃たれないようにしないとな……。
こちらは一発で決めていかないと……
俺のブレードと相手のブレードが交差する。そこで俺がスナイパーを……やはり警戒されているか……。
フォースのアビリティは人によって違うのかな?それとも相手はガチで一瞬の判断を行ったのだろうか?
どちらにせよ俺が今のところかなり不利だ。ならスピードで勝負するしかない。
頭部を狙うかミサイルを狙うか……。
……なんて言うか、いつの間にか吹雪が弱くなったな……一気に。だがこれはありがたい。
至近距離でブレードを振りながら、頭の中でどの位置でどのタイミングかをイメージし、相手の癖を調べる。ほんの一瞬の判断でリスクの高すぎる賭けだが(別に賭けなくても分が悪すぎるが)大丈夫だ、アビリティがある。しっかりタイミングを見計らって……今だ!
バァン!!!
頭部を避けようとして、右肩に装備しているミサイルにヒットした。
《!?》
「よし今だ」
一気にブレードで……決めきれなかった。動揺させたがすぐさま冷静に対処された。なぜだ。
《ソニア、ここまでだ。退くぞ》
《……了解です》
BSが撤退していく。
《セキュリティー部隊の全滅およびBSの撤退を確認、作戦は終了です。お疲れさまでした》
《終わったか……》
『今日は長かったわね……』
《お疲れ~!そろそろネクタルもやばいし、早く帰還しようぜ!》
《そうだな……》
吹雪もだいぶ落ち着いてきた……。今日はいつも以上に疲れたな……
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~イヴペディア~
今回の敵
★雑魚敵
*大城MK3・・・今回のミッションは耐風処理されてなかった機体では、猛吹雪であまり役に立たなかった模様。全機耐風処理しとけよ・・・
*Sゴーレム・・・遺跡の番人。再生能力は高く、何かと厄介。攻撃力も高い。パンチ、レーザー。
*ガンガゼ・・・遺跡の雑魚。再生能力はない。白いもや〇とボール。ニードル攻撃、レーザー。
☆エルカヴァリア
*薬院MK3・・・明ちゃん機。Eライフル、ミサイル、マシンガン
*御陵・・・ソニア機。最新鋭機だけあって普通に強い。本人の腕もまあまあ。マシンガン、ブレード、ミサイル。「みささぎ」
*日吉MK2・・・飛行型。まあ、速いほう。「ひよし」
*弥生・・・人型。セド・レオンと同じ。特に何も言うことはない。「やよい」
*神無月MK2・・・蜘蛛型。機体性能はまあまあで、それなりに安価。「かんなづき」




