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悪役令嬢、両国の様子は
数日間。
ロメルの決定を待ちながら、エリーたちは暗躍していた。
「両国共に暗殺件数が増加しています」
「そうか。リブコールの護衛がいるなら帝国は大丈夫かと思ったんだがな」
「どうやらリブコールに反抗的な貴族はここで暗殺させてしまおうという考えのようです」
エリーは部下から北の2国の報告を受ける。
相変わらず暗殺者を送り合っているようだ。
「貴族の後任はどうするつもりなんだ?」
「その貴族の子供を後継者としては出しつつも、実際に裏で操るのはリブコールという形になるかと」
「そうか」
多くの貴族がリブコールの傀儡となる。
帝国がかなりきな臭くなりそうだ。
「薬局はどうだ?」
「そちらは順調です。教会とパワーバランスを保って協力できています」
「そうなのか。支持層に分離が生まれて大きな対立が起こるかと思ったが」




