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悪役令嬢、暗部がこの程度では
当然現れる大勢のモノたち。
全員地面に押さえつけられ、首元にナイフを突きつけられていた。
「これは貴様の言う暗部か?」
「あ、ああ。おそらく」
「そうか」
国王の返答に、エリーは難しい顔をする。
鳥仮面で表情は見えていないだろうが。
「暗部がこの程度では生きていけない、と言いたいのか?」
「そんなところだ」
「……・そうか」
ロメルはそう感じたようだ。
エリーはそれにたたみ掛けるようにして、
「お前は逆に、暗部の位置が分かるのか?」
「暗部の、位置?」
「ああ。今回は分かりやすく拘束したが、全員暗殺してしまえばお前達では気づけなかっただろう?」




