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悪役令嬢、偽者だね?

エリーはタキアーナをじっくりと眺める。

そうされたタキアーナは首をかしげて、


「どうしたの?」


「いえ。……あなた、偽者ではないかと思って」


「な!?そ、そんなこと無い」


少し焦りが見え出す。

エリーは笑みを浮かべ、


「でしたら、このまままっすぐ出口に向かいますわ。付いてきてくれますわよね?」


「っ!・・そ、そんなことする必要は」


「もしタキアーナを騙っているのであれば重罪ですわ。しっかり確認いたしませんと」


「う、うぅ!」


偽者は唸る。

それから、後ろを向いて走り出す。


「逃がしませんわ」


「きゃぁ!?」

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