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第一話 異世界転移!!!

はじめにこの小説を手に取っていただきありがとうございます!!僕自体初めて書く小説なので温かい目で見て欲しいです!

(な、なんだってーーーー!!!!)


学校のお昼休憩中、勇は叫びたい気持ちをキツく飲み込んだ。


勇の大好きなアニメの二期が発表されてた。


約2年ぶりの公式からの発表…ありがとう神様…!


(よっしゃよっしゃよっしゃーー!!!)


話せるような相手がいないので心の中で必死に胸の高ぶりを抑えようと思ったが興奮が抑えきれず勇は教室をすぐ抜け出し、外の空気でも吸おうかと走って中庭へ向かおうとしたその瞬間。


「あっ…」


階段に足を滑らし床に頭を打ちつけその場で気絶した。


「お、おい誰か倒れてるぞ!!」


「キャー!。きゅ、救急車誰かー」


近くにいた人たちが騒ぎ立て、同じクラスや同じ学年の人たちまでゾロゾロ騒ぎに駆けつけた。



(あれ、俺死んだのか?いや、流石に階段から滑りかけただけじゃ…)


意識が戻った勇がまぶたを開いた瞬間…



     異世界に転移されていた!!!!



「えっ…」


勇は立ち尽くした。


「夢…じゃない?」


目を二、三回こすりほっぺをつねったり、うでをつねくった。


(いや普通に痛え)


まだ何も分からずじまいで亜然としていた勇のことなんて知らずに突然


「おい!!邪魔だ!!」


急に勇の肩をどつき、思わず床に倒れてしまった。


至る所にピアスを開けたザ・チンピラだ。


「テメェどこの誰だよ?」


「あ、エトエト あ、その、えと」


「あ!?聞こえねぇよ。しかしずいぶん偉そうな服装してんじゃねえか…金、出せよ」


持ち前のコミュ症を発動した勇はもちろんチンピラにカモにされそうになる。


だが今の勇は違う!!


(待てよ?今の俺なら何か能力が発動するんじゃないか?これはそのチュートリアル的なイベントじゃあないのか?)


「かかってきな…てめぇなんざ1人で十分だぜ…」


勇は完全に調子づいていた。


「良い度胸してんなぁテメェ」


その一言でプッチンきたチンピラはすぐさま拳で勇を

ぶん殴りナイフを取り出した


「痛ってぇ…っえっ!?」


それを見るなり勇は


「う、うわー!すいませんすいません!!僕が悪かったですーー!」


「なんだオメェ、そんなんで許してもらえると思うのか?金はねぇのかよ」


「いや、そのさっき転移されたばっかで1円もなくてぇお願いです!!今回だけ見逃してください!!」


今にでも泣きそうな声で懇願してみるが、さっき調子に乗ったせいで完全に聞いてもらえない。


「そうか…じゃあ死んで詫びな」


チンピラがナイフを勢いよく振り上げた


「ま、まって落ち着いて!もっと話し合いましょうよ!!」


「もうおせぇよ!」


「待ってくれーー!!!」


勇にナイフが当たる瞬間、一瞬ナイフが目の前でピタッと止まり、まるで勇が見えているすべての光景が一枚の写真のように見えた。


間一髪で勇はナイフを避けられた。


(なんだ今の?あいつ俺が弱いからっておちょくってるのか?)


「チッ」


次は仕留めると言わんばかりの表情でチンピラは勇に襲いかかった。


「やばいやばい逃げろ逃げろーー!」


今度は勇もこれまでにないほどに全力疾走で街を逃げ回る。


だが、土地勘もない勇が逃げられるわけもなくすぐに行き止まりのとこで追い詰められてしまった。


「もう、終わりだな」


チンピラがナイフをまっすぐ勇の方へ突き立てた。


(おれ、死ぬのか?せっかく異世界に来てまで、せめて何かの能力にでも目覚めてほしかったな…)


必死に避けようとしたがもう避けられないのがわかっていた。


(でも、やだ死にたくない!!!!!ここに来てやりたいことがたくさんあるんだ!まだ死にたくない!)


チンピラが勢いよくナイフをあげたその時。


「ファイヤーボール!!」


太陽のような美しい炎がチンピラを襲った。


「あっち!熱ッ!な、なんだ!?」


1人の女性がチンピラの後ろから魔法を放った


「弱いものをいじめるなんて弱い奴がすることだぜ!!そのにいちゃんから離れな!焼かれたくないのなら!」


勇は咄嗟にその人の姿を見た瞬間まるでアニメに出てくるようなくらいに綺麗な金髪ショート少し肌は褐色で瞳に赤い宝石のような目をしているとても美人な女性に出会った。


「テメェたしか"ラムカ"の貴族じゃねえか!なんでこんなとこに…」


チンピラの足は小刻みに震えていて今にも逃げ出しそうだった。


「なんでお前にそんなこと言わなきゃなんねーんだ?」


チンピラとほぼ同じような高圧的な口調でとても女王のような感じはしなかった。


「まあいい、そんなに焼かれてぇなら真っ黒焦げにしてやるよ!」


手に炎を纏わせた瞬間チンピラは


「す、すみません…今回はご勘弁をー!!」


とそそくさとその場から立ち去った。


(た、助かったー。)


勇は心底ホッとした。


「ねえ、大丈夫?」


「えっ!?」


さっきとは全くと言って良いほど優しい口調になりとても可愛らしい声をしていた。


「怪我はないよね?すごくギリギリだったよね。」


あまりのギャップに勇は完全に一目惚れした


「あ、ありがとうございます//」


照れを隠すのにいっぱいいっぱいだった。


「大丈夫よ!じゃあ私今急いでてやることあるから行くね!」


(あ、行ってしまう…名前も聞けてないし、お礼もできてないのに…)


(まあいいか、また今度会えたらその時お礼を言おう!)


彼女の背中を勇は見つめている。


「まって!!」


久々にちゃんと大声を出した気がする。


「えっ?」


「僕、佐久間勇って言います!16です!!」


「えっ?あ、そうなの?」


「あ、あなたの名前は何ですか。」


勇はバッと顔をあげ彼女に言った。


「お礼がしたくて…」


彼女はそれを聞いたとたん、微笑んでさっきのような凛々しい顔に戻って言った。


「私の名前はルシファだ!さっきのチンピラも言っていたけど一応、ラムカ村の貴族だ!でも貴族だからって威張るとかそんなことはしたくない。これはあくまで肩書きだからな!!」


「それにレディーに年なんて聞くもんじゃねぇぞ、イサム!!」


(下の名前で呼ばれた!!)


ちょっと照れた。


「借りたもんはきっちり返すその性格嫌いじゃないぜ!ついてきな!!」


「は、はい!!!」


彼女の役に立てる。そのことだけが今はたまらなく嬉しい。


勇は拳をギュッと握りしめて喜びを噛み締めた。  


  ここから始まる。俺の異世界生活が!!!!

今回はプロローグ的な奴なので少し長めにかいてしまいました。多分これが2話分ぐらいの長さだと思います。

大体週末に1話投稿しようかなと思っています!

よろしくお願いします。

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