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其の肆:彼にとって学校とは

「あの…凰輝さん…」

「何? 」

「ずっと前から気になっていたんですけど…」


皆さんこんにちわ。 雷華です

今は凰輝さんやフィアと一緒にゴロゴロしてます


「何であの時、 あんなに紗さん焦ってたんですか? 」


あ、 あの時っていうのは『其の弍』でのことです


「学校に遅れそうだったから」

「学校? 」

「…知らんのか? 」


凰輝さんは意外、 という風に目を開きました

…あれ? 私何か変なこと言いました?

そもそも学校って何ですか?


「アタシも知らないぞ

学校って何だ? 」

「…学校っていうのは……」


……何でそこで黙るんですか

………いい加減答えてくれません?


「いろいろするとこ? 」

「説明が不十分過ぎますし、聞かないで下さい」

「るっせい、 ごみ共」


逆ギレですか!?


「逆ギレしてんじゃねぇよ」

「…Killing times…」


フィアァァァアァァアァ!?

なにその突っ込み!?

凰輝さんムチャクチャ怒っていますじゃん!!

何なのKilling timesって!?

教えて!! 教えてぇ!! 凰輝さぁぁあぁん!!!


ガチャ


「凰輝〜遊びに来たよ〜」


あぁ!! 紗さんNice timing!!


……………………ガチャ


えぇぇえぇぇえぇぇぇぇぇ!?!?

に、逃げないでぇ!!

カァム バァァァック!!!


〜〜三時間後〜〜


「お〜、 紗入れ」

「あ、 うん」


あ〜びびった

凰輝がKilling モードに入ってたんだもん

あ、 Killing モードっていうのは所謂マジ切れ

この状態になると台詞が全部英語になるし言葉通じないし

……あ〜やっぱり二人共ぼろぼろ…何が原因だったんだろ


「何が原因なの? 」

「す、紗さん…が…学校…って何ですか? 」


あ〜学校ね

そっちの世界では無いんだ


「学校は…いろいろ学ぶところ

集団生活をするために同年代の人々が同じ場所で日常を過ごす場所」

「後、 気に入らない奴を叩きのめす場所」


違うから

ほら、 二人が怯え……

怯えてない!!

ちょ…雷華ちゃんそんな興味津々な目でメモしないで!! 違うから!!

フィアちゃんも尊敬の眼差し送らないで!! 私そんなことしてないから!!


「行きた〜い!! 」

「アタシも〜!! 」

「ふ、 二人共違うから!!

叩きのめす場所じゃないから学校は!! 」


でも二人は行きたいと

まぁいいか、 ちょっとぐらい

…でも私はその時知らなかった

この決断が間違いだということを

悲劇の始まりだということを

ただ、 彼女達のことをどうやって誤魔化そうか考えるので必死だった


最近、ブログを開きました。

タイトルは『聖なる写真の写真立て』

主に二次創作系の小説を書いていく予定です

まだ何も書いてはありませんが・・・

そちらもよろしくお願いします!!


後、コメントくださいお願いします。

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