其の弐:神様よりも拷問狂
第二話投稿!!
はい。 翌日。
俺は雷華を連れ玉藻神社へ向かった。
現在午前5時3分
玉藻神社の外れに赤野家がある。
俺は寝ている雷華を殴り起こし、 赤野家のドアを開けようとする。
が、 開かない
鍵がかかっているんだろう。
「開かないでしょ〜
まだ午前5時ですよ〜
当然じゃないですか〜」
「黙ってろ。こういうときはな……」
ガチャ
「合鍵を使えばいい」
「えぇぇぇぇ!? 何で持ってるんですか〜!? 」
「気にするな」
「いやいやいや!! 気にしますってば!! どうして持ってるんですか!? 」
「今日の晩飯は…」
「ごめんなさいごめんなさい。私が悪うございました」
雷華を黙らせた俺はさらに(勝手に)先に進む
そしてついた。 紗の部屋
開ける。 寝ている紗に近づく。 耳元に顔を近づけ・・・
「Good morning!!!!! Ms.Suzu!!!!! 」
「ひゃあぁぁアァァアァァァアア!!?? 」
ナイスリアクション紗。
いやぁこういうのって止められない。
「朝っぱらから五月蝿い(うるさい)のよ!!! 」
「甘ぁぁい!! 」
ヴォン!!!←空振り
ふっ、 まだまだ甘いな。
…ってあれ? なんで雷華顔面蒼白なんだ?
…で本題。
「こいつで間違いないな? 」
「うん…多分」
「多分!? 」
「なんで多分なんだ? 」
「いや…夢で見ただけだから…」
適当だな。 おい
よく信用したなぁ
まぁ俺が知りたいのはそんなことじゃない。
「こいつ俺ん家においといていい? 」
「あぁ、いいよ」
「決断はやっ!!
もう少し悩むとかしてくださいよ!! 」
「だって断ったりしたら拷問するでしょ? 」
「するが? 」
「えぇぇえぇぇえぇぇぇぇぇ!!??
否定してください!! 」
「やるんだし」
「私は彼と10年以上の付き合いよ
やることはだいだい見当つくし」
まだなんか雷華がブチブチ言っていたのでキャメルクラッチかましながら次の話へ
「ねぇ、凰輝? 凰輝にとって雷華って…何? 」
「く、 苦し…」
「え? そんなこと決まっているだろ」
『え…? 』
「ちょうどいい玩具」
「だよね〜」
「えぇぇえぇぇえぇぇぇぇぇ!!?? ひどい!! 」
なんだと思ったんだ雷華よ。
昨日のこと思い出せば連想できるだろ
「い、いや…あれは、 て、 照れ隠しかな、 と…」
「逆えびが〜た〜めぇ〜!! 」
「ぎぃゃぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁあぁあ!! 」
「…頑張って」
「か、 変わってください…」
「…ふっ、 何年彼と関わりあったと思っているの…」
「な、 なんかごめんなさい…」
なぜ謝る?
そりゃぁたしかに4、 5回くらいトラウマになるようなことはしたが。
ん? おい読者。 なんだその冷めた目線は?
…あ、 そういえば今何時?
…8時12分
「やばぁぁい!! 」
「急がないとな」
「ふぇ? な、何がですか? 」
「よし、 黙ってな」
ゴス!! ドカ!! バキャ!!
「…あいからわず、 ひどいねぇ…」
「お前も同じ目に遭いたいのか? 」
「え、 遠慮しときます…」
……その後、 玉藻神社に雷華を置いて、 俺達学校へ急いだ
放課後、 迎えに行ったら、 ブチブチ文句いっていたのでシャイニング・ウィザード叩き込んで連れて帰った
その時、 紗が憐れむような視線を送っていたので、 正拳突きを鳩尾に叩き込んでやった
え? 今日の晩飯?
激辛カレーだけど? 何か?
ここで主人公・凰輝紹介
ややパラメーターつきで
・西上凰輝
年齢17歳
性別 男
学力 上
運動 人外
得意 武術・拷問
苦手 ホモ
一応、本編の主人公。
家に一人暮らしだが、さびしいと思ったことはないらしい。
どSで、他人の弱点をつくことが大好き
両親は昔死に、姉がいるのだが只今武者修行中だとか
・・・ホントに主人公?




