表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほのぼの日常系、明高スケッチ  作者: 九頭龍りく


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
90/113

フランス修学旅行準備の回


11月。


文化祭が終わり、秋も深まった頃。


明高荘。


朝。


歩美は学校から配られた資料を見ていた。


「フランス……」


華子も隣で見る。


「いよいよだね」


二人は美術科二年生。


今回の大きな行事は、


フランス美術研修旅行。


学校。


美術科の教室。


先生が説明する。


「海外研修になります。忘れ物がないように準備してください」


教室がざわつく。


「パスポート!」


「持っていく物多い!」


「飛行機初めて!」


みんな楽しみと緊張が入り混じっていた。


歩美。


「フランスの絵、本物が見られるんだよね」


華子。


「教科書で見た作品を直接見るってすごいよね」


美術科らしい会話だった。


放課後。


買い物リストを確認する二人。


「変換プラグ」


「防寒着」


「カメラ」


「スケッチブック」


歩美が一番大事そうに持ったのは、


新しいスケッチブックだった。


「やっぱり持っていくんだ」


華子が笑う。


「絶対描きたい」


パリの街並み。


古い建物。


美術館。


全部が新しい題材になる。


明高荘。


談話室。


旅行の話で盛り上がる。


「フランスかあ」


あけみが言う。


「すごいね」


涼子も驚く。


さやかも興味津々。


「どんな野菜売ってるかな」


「そこ?」


歩美が笑う。


ちかは別の方向だった。


「お土産!」


「まだ行ってないよ」


しずくが言う。


りんも笑う。


「でも楽しみだね」


夜。


歩美は荷物を少しずつ準備する。


夏の神鍋スケッチ合宿。


文化祭。


家庭菜園。


明高荘での毎日。


高校二年生の思い出が増えていく。


そして今度は、


日本を飛び出して、


本物の芸術に触れる旅。


「どんな景色なんだろう」


歩美はスケッチブックを閉じる。


出発の日まであと少し。


明高荘の二年生組に、


大きな思い出の旅が近づいていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ