明高荘、新年、みんなが戻ってくる回
1月1日。
明高荘。
隣の大家さん宅では、
弓木家が新年を迎えていた。
さやかは庭の家庭菜園を見る。
「今年もいい野菜を育てたいな」
ちかは、
「今年はとうもろこし大きくしたい!」
と張り切っている。
午後。
明高荘の玄関。
「ただいま!」
歩美が戻ってくる。
続いて華子。
「あけましておめでとう」
久しぶりに会う二人。
そして、
少しずつ住人たちが帰ってくる。
「ただいまー」
涼子が荷物を置く。
「やっぱり明高荘が落ち着くね」
あけみも笑う。
「今年も色々ありそうだね」
談話室には、
初美も戻ってくる。
「年末はゆっくりできた?」
みんなに声をかける。
恵子は温かい飲み物を用意する。
「寒いから、まず温まろう」
つむぎも帰ってきて、
いつもの明高荘らしい雰囲気になる。
夕方。
談話室。
全員が集まる。
歩美。
華子。
純子。
優子。
あけみ。
涼子。
初美。
恵子。
つむぎ。
あかり。
奈緒。
そして弓木家。
「やっぱり全員いると賑やかだね」
華子が言う。
「去年はいろいろあったね」
涼子が振り返る。
フランス研修旅行。
文化祭。
夏野菜収穫祭。
クリスマス会。
たくさんの思い出。
初美が言う。
「今年も明高荘らしい一年にしたいね」
恵子も頷く。
「春になったら家庭菜園も始まるし」
さやかが反応する。
「今年はもっと種類増やすよ」
「やっぱりそこだね」
みんな笑う。
夜。
歩美は新しいスケッチブックを開く。
最初のページには、
明高荘のみんなの笑顔を描こうと思った。
今年も、
この場所にはたくさんの出来事が起こる。




