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男なら一国一城の主を目指さなきゃね  作者: 三度笠
第三部 領主時代 -青年期~成年期-

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第二百六十四話 視察 5

7451年1月16日


「これは、殿下」


 俺とミヅチは席を立つとすぐに臣下の礼をとって頭を下げる。

 領主である俺がそうしたことで、店にいた数人の客は何事かと顔を見合わせた。

 だがそれも束の間、次々と見様見真似で臣下の礼をとる。


 勿論、ウェイトレスをしていた娘も同様だ。


「今宵は私もただの客だ。皆も楽にしてくれ」


 リチャード殿下がそう宣言し、お付きの騎士たちも「このテーブル、いいか?」とウェイトレスに聞いて俺達の隣に空いていたテーブルにどやどやと腰を下ろし始めた。


 それを受け、張り詰めた緊張感はやんわりと薄らいでいき、客たちも床から立ち上がると各々の席に戻る。


 以前、初めてこの店に俺が来たときもちょっとだけ似たような感じになった事を思い出す。


 尤もその後すぐに俺やミヅチは週イチくらいで通い始めたので、店も、そこに来る客もすぐに慣れてくれたけど。


 俺もミヅチも殿下たちに会釈しただけで席に着き直すとすぐに酒盃を傾ける。

 楽にしてくれ、と言った殿下の真意は「こんな店で領主(俺)が食事をしているとは思っていなかったのに……雰囲気を壊して申し訳ない」というものだと思ったからだ。


 だが、それまで店に木霊していた客たちの会話はかなりボリュームが落ち、ウェイトレスに飲み物などを注文する殿下たちのテーブルをちらちらと窺う雰囲気になっている。


 客たちはどこかの商家で雇われている者や、従士の跡継ぎなどのようだが、俺が発した聞き慣れない敬称について話している者もいるようだ。


 あー、これ、放っておくと面倒くさくなるな。


 俺がそう感じるのと殆ど同時にミヅチからも「なんとかしろ」という視線が送られてくる。

 俺も顔を歪めて視線だけで「せっかく殿下たちを避けてドリングルに来たのになぁ」とやるせない返事を返し、ゆっくりと立ち上がった。


 ミヅチはすぐに俺の意図を察し、溢れないように醤油代わりの煎り酒が注がれた小皿を持ち上げる。


「失礼します」


 朗らかに言って俺とミヅチが座っていたテーブルを載せられた料理ごと少しだけ持ち上げる。


「この店でお会いできるとは……宜しかったらご一緒しませんか? この店は他ではあまり食べられないメニューが多いですからお邪魔でなければ解説もしますよ」


 そう言うと殿下は「是非お願いします」と答えて、まだ何も乗っていない彼らのテーブルを持ち上げた。

 「で、殿下! そのようなことは我々が……!」と慌てる騎士たちの言葉には耳を貸さず、俺と殿下はお互い少しづつ歩み寄ってテーブルをくっつける。

 初めての共同作業だな。


「紹介いたします。私の妻のミヅェーリットです」

「ミヅェーリットでございます。お初にお目にかかり光栄ですわ、殿下」


 ミヅチは丁寧に会釈を送った。


「こちらこそお会いできて大変嬉しく思っていますよ。グリード夫人」


 そう言って会釈を返す殿下。

 彼に続いて護衛の騎士たちもミヅチに挨拶してきた。


 殿下たちはサンクラットの支配人に「西ダートならでは、という料理を出す店に行ってみたい」と尋ねたらこの店を紹介されたとの事だった。


 このドリングルは店構えが貧相なうえに、親父の顔つきも一見やる気がなさそうに見え、ウェイトレスも美人とは言い難い。


 サンクラットの支配人を責めるのはお門違いも甚だしいが、なんでこんな店を殿下に紹介するんだよ、とちょっとだけその対応を恨めしく思った。


 が、よく考えたら俺たち領主夫妻を始め、騎士団の幹部に昇進しているクローやマリー、騎士団員のラルファやグィネ、俺の職人奴隷の頭(まだ小頭への昇進はさせていないが)であるトール、そして最近だとフィオ、グレース、カニンガムなんかがやってくる店で、貴族や上流階級への対応には慣れている。


 おまけに俺の奴隷中頭で凄腕の料理人だと評判が立ちつつあるギベルティも食材の仕入れ(俺たち家族が消費する量などたかが知れているので、食材のうち魚介類はこの店から購入しているのだ)でちょこちょこ顔を出すついでに、簡単なレシピなどを教えているので新しい味を求める高級店の料理人などの顔も珍しい光景ではない。


 高価なメニューは新鮮な海産物を使った物だけなのでそれを避ければ(煎り酒のお陰で刺し身類を頼む客もじわじわと増えてきてはいる)店構えの通り比較的安価に飲み食いが出来るというだけの、たまに少し先進的な料理を出す、ごく普通の安っぽい店だ……。

 

 だった筈だが、領主や騎士団幹部などが利用する店として名が通り始めたことで、いつの間にやら……領主御用達の店になっていたということか。


 ならば、支配人の対応については無理もない。

 

「ところで、その……それは……?」


 俺とミヅチのテーブルに乗っていた雲丹や刺し身の事だろう。

 これは我が意を得たり、とばかりに丁寧に説明して是非召し上がってみてほしいと言うと、全員が口にしてくれたが、四人とも微妙な顔付きになった。

 騎士の一人が鯖に似たメイセイヴァーの半身を酢〆してから刺し身に引いた、〆鯖チックな物を好んだ程度で、どうもあまり好まれなかったようだ。


 残念。


 ギベルティの指導の賜物か、最近はドリングルの主人の腕も上がり、彼が造る刺し身も中々の味わいになって来たと考えていたのは転生者だけのようだ。


 多分に偏見も混じっているが、オースの人に繊細な刺し身の味が理解される筈もなし。

 あのギベルティだって刺し身は好まない。

 俺やミヅチが喜んで食べているから一生懸命に修行しただけだ。


 刺し身などの生ものは好まれなかったようだが、煎り酒に砂糖、なんちゃって日本酒で濃い味付けにしたウォコーゼの煮付けなどは、大層気に入ってくれたようで少しだけホッとした。


 自分の好みの食べ物を、他の人が「美味しい、旨い」と喜ぶのを見ると自分も嬉しくなるのはなんでなんだろうね?

 自分の好きな食べ物を「嫌い、不味い」と言われると自分が否定された気になって、面白くない事の裏返しなのだと思う。


 なお、実はこの時、一つ面白いことに気が付いた。


 俺とミヅチは他の転生者同様に店に置きっぱなしの専用の箸があって、この時もそれを使っていた。


 ドリングルはオース一般の店のようにカトラリーセット(ナイフやフォーク)は要求しないと出て来ない。

 高級店でもない限り、スープ類以外の料理は手で直接口に運んで食べるのが普通だし、汁物もスプーンを最初から出す店は多くない。


 食器を使って料理を食べるのは貴族やある程度以上の上流階級くらいなのである。


 三人の騎士たちも第一騎士団で正騎士の叙任を受けているだけあって、王都で食事をする店で頼むように、口々にカトラリーを要求していた。

 ところが、殿下だけは暫く俺たちの手元にある箸を鋭い目で見ていたのだ。


 勿論、箸をくれと言われた訳ではないし、殿下も結局カトラリーを頼んでいた。

 けれども、箸を使って食事をする俺たちを騎士たちのように珍しそうに眺めることもなかった。

 どちらかと言うと、箸の出来やその使い方を確認するような目つきだった。


 一瞬だけだが煮魚を食べる際に、器用に箸で身を摘んで口に運ぶ俺やミヅチを羨ましそうに見たのが印象に残っている。


 そんな折。


「ところでグリード閣下」


 騎士の一人が話しかけてきた。

 口髭がセクシーな印象のあるサイランさんという虎人族タイガーマンだ。


「はい」

「今日、乗せて頂いた馬車テツドーですが、あれは大したものです」

「ありがとうございます」


 礼を言ったところで殿下が割り込んでくる。


「まず、乗り心地がいい。長時間乗っていてもほとんど疲れないのは素晴らしい」


 そらま、腐っても鉄道だからな。

 普通の馬車とは比較にすらならんわ。


「殿下にお褒めいただけるとは、鼻が高くなります」


 そう答えたところで今度は別の騎士が割り込んでくる。

 〆鯖を気に入ってくれた獅人族ライオスのゴルクニーさんだ。


「あの馬車テツドー、一度の運行でどのくらいの量の荷が運べるのですか?」


 先程、口髭のサイランさんとの会話中に殿下が割り込んできたため、会話については無礼講だと判断したのだろう。


 しかし、どう返答したものだろうか?


 今日乗ってきた列車は、乗客が手荷物として持ち込んだ一トン半程の荷に加え、ウィードで製造された鞣した豚革なんかが大量に積まれていた。

 恐らくは、全部で六~七トン程度にはなっていただろう。

 革はそれなりに重いけれども金属類ほどではないし。


 何にしても本来の満載フルロードと比較してかなり余裕のある運行だった筈だ。


「ご覧いただいた程度……」

「うむ。あれだけの人数と荷物を一気に運べるのはすごいですね」


 無難に数字を入れないで答えようとしたところで、またしても殿下に割り込まれた。

 連続の割り込みに、殿下は俺の答えが聞きたくないのかな? と邪推すらしそうになる。


「ええ、遥か王都までガラス製品を安全に運ぶためのものですからね。揺れや振動に対する対策は当然として、それなりの護衛が同乗しないことには……」

「確かにそうですね」


 ニンニクと玉ねぎ、少量の鷹の爪(チレ)などと一緒に煮込み、洋風に味付けされたケイスァーゴの煮付けを美味そうに食べながら、殿下は頷いた。


「驚愕すべきはあの速度です。途中何度か休憩(停車のことだろう)を挟みましたが、今日の道のりは五〇㎞もあったと言うじゃありませんか。それをたったの四時間で走ることが出来るとは……」


 今度は蜂蜜をぶっかけたような髪が目立つ普人族ヒュームのザイラスさんが言う。


 因みに蜂蜜をぶっかけた髪というのは色もそうだが、汗などでべとついているように見えるからだ。

 毎日風呂に入る奴なんかまずいないし、毎日きちんと髪を洗う習慣がある人もごく少数にとどまっているオースでも、彼の髪は汚い部類に入るだろう。

 肩に掛かる程に伸びた髪を無造作にオールバックにしている。


 それはそうと、馬車鉄道の運行速度だ。


 ウィードからゾンディールまでは六〇㎞強で、所要時間はおおよそ五時間程になる。

 魔法の蹄鉄を使わず、替え馬なしでこれだ。


 地球で一九世紀前後から普及・発展した駅馬車とあまり変わらない速度とも言えるが、あちらは路面状況もオースとは比較にならない程に良いうえ、馬車の車両自体も俺が作ったもの程ではないが高い性能を誇り、おまけに各停車場毎に替え馬がいた。

 地球の一〇世紀前後と目されるオースでは瞠目すべき高速且つ大量輸送機関であると自負している。


 魔法の蹄鉄を使っていないとはいえ、魔物や野盗の襲撃を受ける事も想定している。そのため、当然ながらもっと速度を上げて運行することは可能だ。

 が、普段からそれでは馬がへばるし、運べる荷の量も制限を受けてしまう。


 何より、事故を起こした際の積荷への被害も大きくなるし、場合によっては乗客の命にも関わる。


 この程度の速度(最高時で時速一五㎞弱か)であれば、線路上に異物を認めた際でも制動距離は短くて済むから事故も減らせるし、最悪飛び降りても余程打ち所が悪くない限りは怪我程度で済むことが多い。


 列車事故はこりごりなのだ。


「速度自体はもう少し上げられますが、馬の体力的な問題もありますし、普段はあの程度で運行しています」


 微笑みながら蜂蜜髪のザイラスさんに答える。

 視界の隅で殿下の目つきが少し鋭くなったように感じた。


 ふーん……まずは自分自身の目で確かめたい、と言うところかな?


 俺に話を聞くのは自分で確かめた内容と比較する時までとっておこうという感じだろうか?

 それまで予備知識はシャットアウトしておきたい、と言うところかね?


 ま、先に俺から色々と聞いてしまうと、どうしてもその情報に引きずられる部分が出るだろうからね。

 俺も馬鹿正直に馬車鉄道について丸々全部の情報を喋るつもりはないし、欺瞞情報を混ぜられることを恐れているのだろう。


 だとすると、この店に来たのは本当に偶然で、俺の家に来なかったのは必然だったのだろう。


 彼が馬車鉄道のどこをどう見て、どう考えるか、どう評価するかという点には俺も興味がある。

 これは、明日以降に予定されている環状線の視察についても同乗して様子を見た方が良いかな……?


 いや、俺がやる必要はないな。

 護衛を兼ねて騎士団から何人か付けてやるつもりだったから、その中の誰かに耳打ちしておけばいいだろう。


「おまちどう様です、カーフです」


 ウェイトレスが料理を運んできた。

 ポトフみたいなごろごろとした具の入った煮込み料理だ。

 フランクフルトサイズのバルドゥッキーも人数分入っているし、ベーコンも少し大き目の角切りにしたものが散らばっていて、肉食人種も満足が行くような感じに仕上がっている。


「ここのカーフは肉類が多くて美味しいんですよ」


 ミヅチは微笑みながら全員の皿にカーフを取り分けた。




・・・・・・・・・




7451年1月17日


 早朝。

 べグリッツ駅。


 リチャード王子一行が駅舎に到着した時には、地元のリーグル伯爵騎士団から派遣されたと思しき三名の騎士が彼らを待っていた。


 副騎士団長のバリュート士爵を筆頭に、カムリ准爵とバルソン准爵である。

 彼らのうち、最年長であるカムリ准爵だけは昨夜のうちにアルに呼び出されて「王子と出来るだけ会話し、馬車鉄道に対してどういう印象を持ち、どのような評価をしたのかよく観察しろ」と言われていた。


 七人は互いに挨拶を交わし、ウィード行きの列車に乗り込む。

 彼らは客車に八席ずつ四列ある座席の右列内側の真ん中あたりに王子を中心に蜂蜜と口髭が座り、王子の真正面、右列外側に〆鯖を中心にバリュート士爵とバルソン准爵が腰掛けた。

 カムリ准爵は王子と背中わせの真後ろ、左列内側の真ん中あたりに座っているが、振り向けばすぐに王子の頭があるので距離的には一番近いと言えなくもない。


 また、各人の装備はカムリ准爵のみクロスボウを携えているが、バリュート士爵やバルソン准爵、そして王子一行は平服に剣を提げているだけの軽装である。


 そのため、乗客たちは全員がリーグル騎士団の所属だと勘違いしているようで、軽い会釈を送って来るにとどまっている。


 乗客たちが乗り込む間、客車の後ろに接続された貨車からはゾンディールで採掘された鉱石などの荷を降ろし、木箱などが積まれている。


 最後に地元の冒険者から転職した警備員が貨車に乗り込み、積まれた荷がしっかりと固定されていることを確認した。


「出発進行!」


 御者が大きな声で号令し、ムチを入れると馬車はゆっくりと動き始めた。


 暫く加速し、ほぼ最高速となり、客車に伝わる振動が一定間隔になった頃。


「サイラン。馬はまだ疲れた様子ではないな」


 王子が左隣に座る口髭に小声で言った。


「ええ。これだけの荷を牽き、この速度なのにまだまだ余裕がありそうですね」


 彼らの会話にカムリ准爵は頭の上にピンと立った耳を少し傾けた。

 狼人族ウルフワーの彼は兎人族バニーマンには及ばないものの、相当に耳が良いし、耳が指向する方向もある程度操れる。

 進行方向に少し顔を傾けてやることでほぼ真後ろの会話も拾うことが可能なのだ。


「座席数から考えて一輌あたり三二人か……」

「ええ。そして、貨車に乗せるならもう少し多く乗れるでしょう。椅子がないので多少疲れるかも知れませんが」

「でも寝れそうだな」

「確かに。スペースに余裕があれば交代で横になるというのもありでしょう」

「うむ。貨車ではなく客車だけなら何輌くらい牽けるのだろう?」

「わかりませんが、先程運んできた荷は鉄か何かの鉱石に見えましたから、相当な重量だと思われます。重量を考えれば貨車一輌と客車一輌とでは同じになるとは思えません。最低でも倍くらいに考える必要があるでしょう」


 完全に聞こえる会話ではないが、その断片を耳にしてカムリ准爵は意識して無表情を装った。

 昨晩アルから聞いた通り、教育が満足ではない従士ならともかく、やはり正騎士、しかも王国第一騎士団の正騎士ともなれば、この馬車鉄道が兵站に対して非常に有効なものであることはたちどころに見抜かれてしまうだろうとの予想通りだ。


 因みに、蜂蜜は正面に座っているバルソン准爵と、〆鯖は隣に座っているバリュート士爵とそれぞれ会話をしている。


「だとすると、一編成で客車は最低三輌、事によっては四輌、いや、五輌という事も考えられるな」

「……五輌ってのもとんでもない数ですね。一六〇人か。第二騎士団なら二編成で完全装備の一個中隊を運べる勘定です。それも僅か六……じゃない、一二頭の馬で」


 西ダートに駐屯する騎士団員から王宮に齎された情報だと、グリード侯爵の馬車鉄道で人員を輸送するのは当初こそ一編成に二輌の貨車だったらしいが、最近では三輌や四輌という編成になっているという。


 この情報を受けた国王は非常に驚き、それなりに能力のある人物による調査の機会を狙っていたのだ。


 

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― 新着の感想 ―
[一言] 面白いです更新ありがとうございます!
2020/07/20 19:49 退会済み
管理
[一言] 馬と車両さえ確保できれば上限なしですよ。
[一言] 二日目の文章途中で何か間違ったのかと思って二度見しちゃったw
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