第十五話 アナリスト2
――――――――――――2025年12月25日ーーーーーーーーーーーー
こん こん
(家元)はい は~い
事務所の扉を開くと昨日の金子青年が立っていた
(金子)あ、来ました
(家元)ああ、待ってたよ じゃこっち座って
家元は金子青年を手招きするといつもの簡易応接室に座らせた
(家元)えっとね じゃあ仕事の説明しますね
(金子)あ、はい
(家元)金子君にはPSマネジメントをまあやってもらいます
チームは市川フェニックスで まあ普通にプレイしてもらって
N3を勝ち抜こうとすれば 敵チームの情報とか資産の増やし方とか
まあ色々わかるだろうから そういうのわかったら 会長のあたくしに教えてください( ゜Д゜)
(金子)え?そんなんでいいんですか?
(家元)いいんです( ゜Д゜) なので別に自宅でやってもいいですよ
セーブデータに出る総ゲーム時間に対して自給払いますので まあ800円くらいでどうでしょ?( ゜Д゜)
あ、放置とかはしないでね 放置で時間稼がれると死んじゃうからね( ゜Д゜)
(金子)あ、そこはズルとかしないです てかもう昨日フェニックス使って
13時間ほどやってきたんですけど
(家元)え?マジ( ゜Д゜) すげえなゲーマーって、、、
(篝)(´∀`*)ウフフ じゃあお給料払うわね
篝はそう言うと 何やら紙袋を手にごそごそとやりだした
(家元)ああ~ それ俺のへそくり( ゜Д゜)
(篝)無造作に机の中に入ってたから要らないのかと思って (´∀`*)ウフフ
(小原)怖すぎる、、、( ゜Д゜)
そう言うと篝は 机に置いてあった計算機で軽く計算して 金子君に給料を支払った
(金子)うわああ い、いいんですか?1万円もくれるなんて
(篝)いいのよ~あたしのお金じゃないので (´∀`*)ウフフ
(家元)いや まだ正式に雇って無いのに( ゜Д゜)、、、
(篝)みみっちい事言ってると スタッフ離れますよ? お金はきっちり払わないと
経営者としてのカリスマ性にかかわりますよ? (´∀`*)ウフフ
(家元)な、なるほど、、、 あああ新作ゲーム買おうと思ってたのに( ゜Д゜)
あ、そうそう 金子君 ちなみにどこまでいったの?
(金子)とりあえず 今シーズントップハーフで終わるとこまではやりました
(家元)おおお、すげー えええ どうやってそうなったんですか?
(金子)持ち金とにかく最初に使い切って 買えるだけ選手買いました
DFとFW数人買って それでなんとかですね
(家元)でも 資金無くなるとゲームオーバーになるんじゃ?
うちみたいに スポンサー収入ほぼ0のチームでどうやって?
(金子)お金に関しては アレですね 親善試合で稼ぎました それを運営資金にした感じです
(篝)なるほど それは名案ですね
(家元)え? 親善試合でなんで稼げるの?( ゜Д゜)
(篝)親善試合は基本ホームが入場者収入は全額もらう決まりになってたはずです
アウェイ(招待される側)のチームは交通費等雑費を払ってもらってって感じですね
お互い親善しあえばWINWINなのでって感じだったはず
(家元)ああ、そうか 相手が有名チームなら観客も一杯来ますからね
じゃあN1のチームとかとやりましょう
(金子)いやN1なんてやってくれないですよ
(篝)そうね メリットが無いもの 何よりむこうは忙しいだろうし
(家元)そうか( ゜Д゜) 我々が相手のホームで試合しても観客増えないからな( ゜Д゜)
(篝)そういうことね スター選手増やさないと無理ですよ
(金子)僕がゲームでやったのは NFLのチームとN3の下位のチームとかですね
それでも多少の収入にはなったので
(家元)NFLかあ 心当たり無いなあ( ゜Д゜)
(篝)(´∀`*)ウフフ 私はあるわよ? 聞いてみますね
そう言うと篝は事務所のテーブルにある受話器に手をかけた
第十六話につづく




