燃え盛る記憶
薄れ行く意識の中、周囲一帯は燃え盛る炎の中で誰かが必死に
呼び掛け続けているようだが耳が聞こえず、ただ泣き叫ぶ彼女の姿に
不本意ながら心惹かれてしまう。
その人は女神のように美しかった……
それから、十数年の月日が流れ〖サトシ〗は成長し、
何時か見た女神のような女性を追うように魔狩りの組織ネオンへ入隊した。
(先生)
『……っとこの様に』
『我々の暮らす世界を内界と呼び』
『内界と対になる世界を外界と呼びます』
『更に内界と外界の狭間に存在する世界を鏡界と呼び』
『鏡界では高濃度のマナで満ちているため』
『理論上は不老不死の世界では無いかと言われています』
『一説ではナディア・カナンの従者だった救世主……』
チャイム音が鳴り授業は終わった。
魔狩りの舞台と言ってもRPG世界見たいに酒場でクエストを受けて
指定されたモンスターを倒して報酬を貰う、見たいな展開では無く
学校教育も兼ね備えているため、新人は学校の生徒のように授業も受けて
社会知識も身に付ける。
昔は、それこそ酒場でクエストを受注見たいな流れだったようだが、
如何せん教養が行き届かずに依頼人と
揉め事を起こす冒険者が後を絶たなかった為に、
ネオンへと言う冒険者を育成する機関が生まれた。
(サトシ)
『今日は俺が所属するチーム発表の日』
『クゥゥ……わくわくするぜ!』
すると背後からルシアが妖艶な声でサトシに語り掛ける。
(ルシア)
『随分と楽しそうだな……少年?』
『そんなに楽しみなら、もっと妾とも遊んでくれても良いのだぞ?』
ルシア……
数十年前の爆発事故で街中が炎の海に飲み込まれ、
大勢の人達が亡くなる事故が起きた。
その時サトシも被害に合い、
死の淵に沈むサトシの前に現れたのがルシアだった。
(ルシア)
『小僧……生きたいか?』
『ならば妾と契約を交わせ……主の残りの人生全てを妾に捧ぐと誓え……』
あの頃は神秘に満ち溢れミステリアスに満ち溢れた
知的な女性なったのに……
(ルシア)
『ほれ少年!前から来るミニスカの雌豚を良く見ておれ!』
そう言うとルシアは、周りの人達が視認出来ないのを良いことに
指差した女子隊員のスカートをめくり上げた。
(女子隊員)
『キャア!』
さすがにやり過ぎだろとルシアを呼び戻した。
するルシアはサトシの手を取り手のひらに何かを握らせた。
(ルシア)
『まぁまぁ……』
『これでやるから後で一人で愉しめ……』
手渡された物を確認すると先程スカートをめくった女子隊員の
脱ぎたてのショーツだった。
(サトシ)
『ちょ……!!』
パンツを広げた事で目の前に居た女子隊員に見付かり
俺はパンツを盗んだ泥棒として追い掛けられた。
(ルシア)
『ほれほれ……逃げ切らんと』
『パンティ泥棒として初日から除隊だぞ?』
嬉しそうにサトシの周りを飛びながらルシアは煽ってきた、
そもそも今時パンティなんて言うのオッサンくらいだろ!
(ルシア)
『除隊になったら妾が優しく面倒を見て』
『お主を妾無しでは満足出来ぬ身体にしてやるからの……』
みぞおちの辺りで両腕を組みながら胸を強調しながら
頬を赤らめながら身体をクネクネさせながらルシアがほざく。
逃げながら所属するチームの隊長の部屋へと飛び込む。




