4歳の過去
秋の終わりを告げる寒空の下
博麗神社の麓から少し離れた村にて
暮らしている2人の雪女がいた
そこには紫陽という母親とシュウという息子がいた
「シュウ、明日から本格的に冬に入りそうな温度になってきたから寒さを操れるように特訓をしようね」
「うん!おかあさん!ボクがんばってとっくんする!」
「うん。偉いわねぇホント誰に似たのかしら」
勢いよく玄関の扉を叩く音が2人の家中に響き渡った
「ちょっと、紫陽!いるんでしょ開けて開けて!もう夜だから寒いのよ!」
「はいはい、今開けるわ。ごめんなさいねシュウこの話は明日にしましょう。」
「は〜い」
かちゃりと鍵を開けたと同時に扉を開けて入ってきた女性がいう
「ちょっと、紫陽!家の中そんなに暖かくないじゃない!暖房を付けなさい!」
「霊奈!ここは貴女の家じゃないのよ!」
「いいじゃない 半分私の家みたいなものだし私と貴女の仲でしょ〜」
「はいはい、わかりましたよ。 はぁ…いつも霊奈を許しちゃう私ってなんなんだろう」
「れいなおばちゃんあそぼ〜」
「いつになったら霊奈お姉さんって言ってくれるんだい?シュウ坊」
「えーと…おばちゃんが『わかづくり』するのやめたら言ってあげる!」
「なんて生意気なガキね!紫陽そっくりに育ってるじゃない!紫陽も笑ってないでちゃんと教育しなさいよ!」
「だ、だ、だって…若作りやめたらって…くっ…あはははははダメ!耐え…られないわ…」
「もう 紫陽ったら!気分悪くなってきたから酒貰うわよ!確か貴女が隠してる酒はあそこにあったはず…」
「ふぅ…なんとか治ったわ…あれ?霊奈は?」
「おかあさん…おばちゃんがあっち行ったよ〜」
「ありがとうねシュウ ちょっと!霊奈!そこの酒だけは手を出さないでよ!高いのがいっぱいあるんだから!」
「いいじゃない!私と貴女の仲なんだから!」
「こればかりは貴女には譲れないわ!」
時は経ちすっかり深夜になり
紫陽と霊奈の酔いが醒め始めた頃
「貴女の息子強くなるわよ…」
「どうしたのよ霊奈…いきなりそんな事言い出してらしくないわよ」
「いや…あの子只者じゃないチカラを感じるの…」
「それは、博麗の巫女としての感?」
「8割はそれであってるわ残りの2割は彼の瞳の奥に燃えてる闘志ね」
「流石ね、何百と妖怪退治してきたからわかるのね…」
「それにしても貴女の目は逆ね…丸でもう燃え尽きたみたいな目をしてるわ…」
「そっか…そっちも見抜けるのね…ねぇ 霊奈1つお願いしていいかしら?」
「何よ…いきなり…」
「私の子…シュウのこれからを頼んでいいかしら」
「それは母親である貴女のやるべき事」
「そうじゃないの…私、此処に来る前の持病が悪化したみたいでもう3日も持たない命なの…」
「紫陽…なんで黙ってたの…」
「彼のためにも言いたくなかったの…だから…貴女の妖怪退治で私を葬ってくれないかしら?」
「紫陽…」
「お願い…します…」
「少し時間を頂戴…明朝にまた来るわ…」
そう言い残した霊奈は博麗神社に向かって飛んで行った
一方、紫陽は笑顔だった…
すみませんほぼ一年空きましたね。
いやー気がついたら忘れてましたね!
あっはっはっは
さてこれからどうなるのでしょうか!
しばらくはシュウ君は4歳ですからまともにしゃべりません!
また次回お会いしましょう!




