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魔法と闇と絶望と  作者: 凛莉
第三章 ~騎士と本~
39/70

第38話 ルナティア 中編

大分間が空いてしまいました。

ネタもサッパリ浮かばなくなっており、逃亡寸前です。

それでも何とか振り絞ってぼちぼちと投稿していきます。






しばらく飛んでいくと、建物が見えてきた。

「あれですかね?」

「そうみたいだね、結構大きい所だね」


「此処は王都でしょうか、城らしきものも見えますね」


「本当だ。 レヴィン、ここってどこらへん?」

〈ルナティア、キルヴァース王国王都キルヴァーツ。ルナティア世界で最大の国です。

現在の王は第23代目、ルヴィリ=ツィルレラ=ルナティース=キルヴァーツ。

珍しい事に今代の王は女性でまだ若いそうで美人と評判です。

特産品は焼き菓子だそうです。ちなみに此処での禁句は隣国ヘルスティーン国。

キルヴァースに比べて魔術が発達しており、よく戦争をしていますね〉


レヴィンが詳しく説明してくれた。


「女王ですか・・・ 師、そろそろ降りる場所を見つけませんか?」

「そうだね。いつの間にかこんなところまで来ちゃったし、人通りが少ないところにでも・・」


ふと見つけた路地裏。あそこが丁度いいかな?


「この辺なんていいかな?」

スルーッっと近くまで降りて、人が居ないか確認する。


〈今は居ませんね。大丈夫です〉

レヴィンがそう言ってくれたので、僕達は降りる事にした。


ハイドも解いてね。


「これでオッケーかな。 何かやっていないかな? ・・・・・・あっ」

「どうされました?」


「ねぇアンサ、・・・お金、如何する?」

「あっ」


暫く僕とアンサは顔を見合わせる。


「・・・無いのであれば盗る、造る、真似るという方法ならありますが」

「うーん・・盗むのは流石にダメだし・・・造るにしても材料が無いしね」


流石にお金は鉄くずでもいいから金属が無いとね。


「あっ、そうだ! 葉っぱをお金に化けさせればいいんだ」

「葉を・・?」

アンサはよく分からないのか首を傾げる。


「葉っぱをちぎって、似たように変化させれば大丈夫」

「成る程、変装魔法を葉にかけるのですね。それなら何とかなりますが・・・この世界の金銭の形等はどうされるのですか?

流石に地球の紙幣等は使えませんし」



あっ、その点を忘れてた!

ううん・・確かに実際に見ないと真似るに真似られないね


「レヴィン何とかならない?」

〈分かりました。今モニターを出しますね〉


1つ、赤い石が光、その上に画面が現れた。


〈左から安い順です。半銅貨、銅貨、半銀貨、銀貨、半金貨、金貨。そして滅多に使われないミスリル貨があります。〉


小判みたいな形と、それを半分に切ったような形の2種類の形がある。

模様は凄く細やかで、ルナティアのシンボルである月と、三日月の二つ掘られている。

半分の方も似たようなデザインで、三日月だけが掘られている。



「成る程、横と裏も見せてくれる?」

〈畏まりました〉


クルリと7つの硬貨が回転する。

半硬貨は横に百円とか見たいにギザギザとしていて、硬貨はツルツル。


裏は太陽が掘られていた。


「うん。有難う」

〈いえ、お役に立てて何よりです。 ちなみに一般的なのは半銅貨から銀貨、高い物であれば半銀貨から金貨までです。

ミスリス貨はほぼ使われておらず、国の取引等でしか使われません。〉


「成る程ね。じゃあ銀貨100枚金貨を50枚ミスリル貨を10枚でいいかな」

「・・・先程のレヴィン殿の話ですと、ミスリル貨は1枚で宜しいのでは?」


そういえば国でしか使われてないんだっけ?

「それもそうだね。 どこか葉っぱ、雑草でも良いから見つけないとね」

「葉が可能なら土塊や石でも可能では?」


あ、それいいね!流石に葉っぱ151枚なんて集まりそうにもないし、土やら石なら一杯あるしね。

こっちの方が絶対いいよ。人に見つからなさそうだしね。




「そうだね。じゃあその辺の土と石を集めようか」

「はい」


〈お二人ともファイトです〉


次回は人と接触できるといいです。

今回はお金作りだけでしたので・・

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