第38話 ルナティア 中編
大分間が空いてしまいました。
ネタもサッパリ浮かばなくなっており、逃亡寸前です。
それでも何とか振り絞ってぼちぼちと投稿していきます。
しばらく飛んでいくと、建物が見えてきた。
「あれですかね?」
「そうみたいだね、結構大きい所だね」
「此処は王都でしょうか、城らしきものも見えますね」
「本当だ。 レヴィン、ここってどこらへん?」
〈ルナティア、キルヴァース王国王都キルヴァーツ。ルナティア世界で最大の国です。
現在の王は第23代目、ルヴィリ=ツィルレラ=ルナティース=キルヴァーツ。
珍しい事に今代の王は女性でまだ若いそうで美人と評判です。
特産品は焼き菓子だそうです。ちなみに此処での禁句は隣国ヘルスティーン国。
キルヴァースに比べて魔術が発達しており、よく戦争をしていますね〉
レヴィンが詳しく説明してくれた。
「女王ですか・・・ 師、そろそろ降りる場所を見つけませんか?」
「そうだね。いつの間にかこんなところまで来ちゃったし、人通りが少ないところにでも・・」
ふと見つけた路地裏。あそこが丁度いいかな?
「この辺なんていいかな?」
スルーッっと近くまで降りて、人が居ないか確認する。
〈今は居ませんね。大丈夫です〉
レヴィンがそう言ってくれたので、僕達は降りる事にした。
ハイドも解いてね。
「これでオッケーかな。 何かやっていないかな? ・・・・・・あっ」
「どうされました?」
「ねぇアンサ、・・・お金、如何する?」
「あっ」
暫く僕とアンサは顔を見合わせる。
「・・・無いのであれば盗る、造る、真似るという方法ならありますが」
「うーん・・盗むのは流石にダメだし・・・造るにしても材料が無いしね」
流石にお金は鉄くずでもいいから金属が無いとね。
「あっ、そうだ! 葉っぱをお金に化けさせればいいんだ」
「葉を・・?」
アンサはよく分からないのか首を傾げる。
「葉っぱをちぎって、似たように変化させれば大丈夫」
「成る程、変装魔法を葉にかけるのですね。それなら何とかなりますが・・・この世界の金銭の形等はどうされるのですか?
流石に地球の紙幣等は使えませんし」
あっ、その点を忘れてた!
ううん・・確かに実際に見ないと真似るに真似られないね
「レヴィン何とかならない?」
〈分かりました。今モニターを出しますね〉
1つ、赤い石が光、その上に画面が現れた。
〈左から安い順です。半銅貨、銅貨、半銀貨、銀貨、半金貨、金貨。そして滅多に使われないミスリル貨があります。〉
小判みたいな形と、それを半分に切ったような形の2種類の形がある。
模様は凄く細やかで、ルナティアのシンボルである月と、三日月の二つ掘られている。
半分の方も似たようなデザインで、三日月だけが掘られている。
「成る程、横と裏も見せてくれる?」
〈畏まりました〉
クルリと7つの硬貨が回転する。
半硬貨は横に百円とか見たいにギザギザとしていて、硬貨はツルツル。
裏は太陽が掘られていた。
「うん。有難う」
〈いえ、お役に立てて何よりです。 ちなみに一般的なのは半銅貨から銀貨、高い物であれば半銀貨から金貨までです。
ミスリス貨はほぼ使われておらず、国の取引等でしか使われません。〉
「成る程ね。じゃあ銀貨100枚金貨を50枚ミスリル貨を10枚でいいかな」
「・・・先程のレヴィン殿の話ですと、ミスリル貨は1枚で宜しいのでは?」
そういえば国でしか使われてないんだっけ?
「それもそうだね。 どこか葉っぱ、雑草でも良いから見つけないとね」
「葉が可能なら土塊や石でも可能では?」
あ、それいいね!流石に葉っぱ151枚なんて集まりそうにもないし、土やら石なら一杯あるしね。
こっちの方が絶対いいよ。人に見つからなさそうだしね。
「そうだね。じゃあその辺の土と石を集めようか」
「はい」
〈お二人ともファイトです〉
次回は人と接触できるといいです。
今回はお金作りだけでしたので・・




