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魔法と闇と絶望と  作者: 凛莉
第二章 ~崩れ~
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第25話 終わらない物語

「あーあ!オモチャはなんでこんなに脆いの?」

罪人を切りつけてそう呟く


「こ、この化物が!!」

モノが何か言っている・・?



「僕は、それでいいよ?」

ニタリと笑う


「ヒッ!! た、助けてくれぇぇ!!」

「このオモチャはうるさいなぁ、いらない」


「ギャアアアアアアアア!!」

「お終いっ・・と!」


化物・・か


久しぶりに聞いたな・・「化物」って言葉


ふと、1人の女性の顔が脳裏に過ぎる


廃墟と化した建物の屋根に座って、その人の名前を言う


「・・スピリーツ」

目の前が滲んで、見えない・・・


「寂しいよ・・君はどこにいるの・・・?」


人形のような僕の目からポロポロとあふれ出した涙が止まらなかった


「ポプラリス・・・僕のせいで、死なせてしまった・・」

昔の記憶が甦って来た





† † † † †


「ポプラリス・・もうすぐそっちに行くからね・・スピリーツ、君は今何をしているのかな・・」









僕はこれを最後に、目を閉じた





そしてポプラリスの元へ行ける





─────はずだった




「起きよ、若いの」


「・・・」

ふと、若い女の人の声が聞こえ、目を開ける


「ここは・・・」

辺りを見回すとそこは・・あの部屋だった



「コレをやったのは・・お主か?」

「・・・・」

指の方を見ると、そこにはあの死体の山があった



「そうです、僕が全てやりました ・・友人が死んだのも、私のせいです」

「・・・お主、名は?」


「僕の名は スリーデニィ=タンティース」

「我の名は、神之燐羅、燐羅と呼んでくれ」

燐羅の姿はとても、変わっていた


薄紫の、ロングヘアーに、真っ赤な瞳、見慣れない服、キモノというらしい


「・・何故僕を死なせてくれなかったのですか?」

「では主は何故、死にたがる?」


「僕は化物、存在してはならないから・・だからポプラリスも・・スピリーツも・・!!」

「・・・・・・」


「何故・・何故死なせてくれない!何故助けたんだ!! リンラ=ツヴァイア!!!」

「!!」


「リンラ=・・ツヴァイア・・?」

「・・・主はやはり・・ 破壊神 ディスコンティ=リッチオか・・・」

燐羅は剣を構える

「・・何の事?」


「知った今、貴様は排除せねばならぬ 神の一端、リンラ=ツヴァイア いざ、参る!!」

「!!」


リンラが切りかかってきたと同時に、僕の姿が灰色の髪、金の目と変わり、背には黒い翼があった


「ぐ・・・ はぁっ!!」

「シンティラス!」


「な・・火の粉が!? くっ・・ 行け!闇の手!」


「忌々しい黒い手だ!ふんっ!」


「レインソード!」

「イグリーニムル!!」


「木の枝!?ぐっ・・動けない・・!! 離せっ!」


「燃えろ!愚者よ! シンティラス!!」


「ちっ・・闇の手、主を守れ!!」


「な・・!弾き返し、我のイグリーニムルを取るだと!? 小癪な手が・・!」


「ファイア!!」

「レイン!」



こんな攻防戦が10分ぐらい続いた時

とうとう剣が僕の目の前まで来た時だろうか?


僕はとうとう、使ってしまった




「・・っ! Aeternam solitudinem《永遠の孤独》!!」


「な・・!?」


黒い炎が、リンラに向かう


「な・・・!くぅっ!!」

「・・ハハ・・ハハッハハハハハッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」

「おのれ・・ぐっ・・」


自然と僕は笑っていた

あんなに戦っていた敵が、僕の創った魔法で今にも死にそうになっているんだ

笑わずにいられなかった



「ハハハ・・ぐっ・・!? あ・・・ああ・・・あああああああああああああああああああっ!!」

そしてすぐ、痛みが襲ってきた


「炎が・・弱まっていく・・!?」


「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


痛い、痛い・・痛い・・・・痛い!!






「ああああああああああああああああ」


ドサッ










† † † † †




~リンラSide~


変なあの魔術を使われたときは消えるかと思ったのじゃが・・

突然破壊神が叫んでから、炎が小さくなっていった



そして叫び続けてたのがいきなり途絶えて、糸を失った人形のように倒れてしまった


「・・?」

そして破壊神の体が光って、灰色の光る何かが抜けて、どこかへ消えてしまった


それと同時に、彼の髪が灰色から白へ変わったのだ




「?」


いつまで経っても動かない破壊神


「・・まさか!!」


何てことだ・・


「魂が・・・抜けておる・・・・?」

ふとあることに気づく


「・・転生か!!」

ダンッと床を叩く


「どこへ行ったのだ・・・!!」


『・・ラ・・ンラ・・リンラ!・・』

「プ・・プレオ、すまぬ、破壊神は転生してしまった・・」


『能力は兎も角、記憶は引き継がれないはずだ 次も魔法が無い場所だろう』

「ふむ・・ならばまずはこの抜け殻をどうするかじゃ」


『それは適当に始末すれば?』

自然と我の口がニヤリと歪む


「それは良い・・早速片付けておこう」

『寄り道するんじゃないぞ?リンラ』


「当然じゃ、我は疲れた!」





† † † † †















次目覚めたときは、もうなにが何だか分からなかった



「ここはどこ・・?」


薄暗い部屋


僕の背では到底届かないような高い位置についている、格子戸付きの小さな窓


それはまるで、世界から拒絶されたような気がした


寝る前って何故かネタ浮かびますよね


話がまとまらなくて困ってます

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