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休息

「…は、話したい事…ですか…⁉︎」



「…そうです…だけど…今日はゆっくり身体を休めて下さい…彼もあの様子だし…」



優也は気を失っているテラゾーを見つめていた…





「あの…私が口を挟める資格なんかありませんが…」



マーブルがそう言いかけた途端に…




「マーブルさんが言いたい事…よく分かります…


でも…先ずは皆の疲れと傷を癒やしてからでもおそくないのではありませんか…⁉︎」




優也の柔らかな物腰と優しい声にマーブルも少し落ち着けたのだろうか…




「分かりました…」



「じゃあ、皆さん…」


その時、ゴルドは一歩前に出て二人の会話に割って入った。




「ジュエラ王宮を救って下さって…


本当にありがとうございました。


細やかながら…


すこしの宴とベッドを用意させて頂きたい!!


どうぞ…一緒に来てくだされ!!」




そう言って…テラゾーの身体を抱え上げた…



「よっ…と…さあ!!マーブルさんも…!!」



「は、はい…」




優也はプラティナの方に歩み寄る…



「ゴメンよ…ティナ…


済まないけれど…子供達とお義母さんを迎えに行ってくれないか…⁉︎



僕は一足先にみんなと王宮に向かうよ…」








…あれ…?



いつものダーリンなら…


子供達とお義母さんを迎えに行くから…


先に王宮へ行ってくれるかな…?」


と言うのに…?






少し不思議に思ったプラティナだったが…



「はい!!分かりました…!!


じゃあみんなをよろしくね…ダーリン。」




…その言葉に頷く優也を見て、人間界へと瞬間移動して行った…




そして…優也はまだ体力が回復していなくてその場に座り込んでいるジーニャをそっと抱え上げた…



「…よっと…!!」



「きゃっ!!」



「あ…ゴ、ゴメンよ…」



「い、いえ…その…急だったものですから…


私こそ…」




…そうじゃ優也殿…





「この声は…マザーハーロット様…」




ジーニャと優也の頭の中にテレパシーで声が流れ込んで来た…





…左様…


まだわらわの力も元に戻らんからテレパシーだけで済まぬな…






「いえ、そんな事…ジーニャさんと一緒にジュエラを救って下さってありがとうございました。」




…何を言うか…⁉︎



先程お主が言うたではないか…



皆で勝ちとった勝利と…




「それはそうですが…」




…それよりもジーニャは…


お主に抱えて貰って大変喜んでおる。






「マ、マザーハーロット様⁉︎」



優也の腕の中で驚くジーニャ…







「ゴクリ…は、はあ…」





妻や子供がおるのは分かっておるが…



ジーニャとそなたも…わらわの前で婚礼の儀を挙げた仲じゃ…



少しだけで良い…愛でてやってくれぬかな…?」




「い、いえ…私は…そんな…」



「わ、分かりました…」



「優也様⁉︎」



「ジーニャさん…


今回、僕達が東西奔走している間にあなたとマザーハーロット様がゴーレムを足留めしておいてくださらなければ…


今の僕達はありません…


後でお部屋に伺わせて頂きます。」




「…えっ!!」


ジーニャの心臓の鼓動が高鳴る…



…見つめ合い…真っ赤になる二人…





…うむ…さすがは優也殿…


これだけの姫君に愛されておるのも理解わかるわ…では…頼むぞよ…




優也はマザーハーロットの言葉にその場で大きく頭を下げてから…




「ジーニャさん…実は…


丁度、あなたに相談したいことがあったのです…」



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