表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風を掬う者(先行版)  作者: 愚者x2
48/72

弐章/英雄/挿話拾捌/伝説の魔法使い

万象。

五百年程前に炎の大陸を統一した炎帝に仕え、

炎、氷、風の魔法を使いこなし、炎の大陸を統一する際に、

獅子奮迅の活躍をした伝説の魔法使い。

実際には、炎、氷、風だけでなく、大地の魔法も使って

いたのだが、大地の魔法、そして大地の精霊に関しては、

未だに、その存在すら信じられていなかったりするくらい

なので、五百年程前に万象が大地の魔法を使っている事に

気付く者は誰一人としていなかった。

そして、炎帝が炎の大陸を統一した後は、

炎帝の下を離れて、暫くの間、各地を転々としていた。

放浪している間に大地の大陸に関する情報収集、そして、

実際に南半球に足を運んだりして、大地の大陸の謎を

解明するまでに至ったのだが、自分一人では大地の大陸を

復活させる事は不可能である事を知り、その後、

再び、炎の大陸へと戻って来る事となる。

しかし、万象が放浪している間に炎の大陸では、炎帝が

討たれており、再び混乱を極めていた。

そんな中で万象は炎の大陸の奥地にある小さな村で、

大地の精霊の守護を受ける者達を受け入れながら、

大地の大陸を復活する事が出来る、精霊の星に

選ばれし者達が現れる事を待つ事になる。

そして、炎の大陸の奥地にある小さな村で、待つ事、

百年程経った時、一人の大地の精霊の守護を受けた若者が、

万象が暮らす村にやって来た。

その若者は崩墟という名で、言葉を発する事が

出来なかったが、大地の精霊の守護を受けた者同士でのみ、

地面を振動させて意思疎通を図る事が出来た。

万象はそんな崩墟を一目で、精霊の星に選ばれた者だと

見抜いて、崩墟と共に、燿炎達、他の精霊の星に

選ばれし者達が来る事を待ち続ける事となる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ