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カ
学校という場所は、不思議だ。
笑い声も、噂も、相談も。
明日も続くものだと、誰もが思っている。
『会長〜!』
助けを求める声。
『最近○○くんがですねぇ……。』
『ああ、もう放っておいていいですよ。』
会長は静かに言った。
『あの人は、もういなくなりますから。』
その言葉は冗談として流された。
誰も、本気にはしなかった。
また別の声。
『学校の○○が○○ないらしいっす。』
慌ただしく職員室へ向かう足音。
残された生徒たちは、何事もなかったように笑う。
『○○さん、まじきもくてさ。』
『話聞くよ。』
『全然仕事しないんすよ。』
他人を語る時間ほど、平和なものはない。
だからこそ、私はその時間が好きだった。
やがて、校内に音が響く。
○○が鳴った。
下校を告げる音だったのか。
それとも、終わりを告げる音だったのか。
その違いを知っていたのは私だけだ。
そいつらもろとも全員殺しました。




