九十五夜、ばあばの中学生生活 34 学校祭 1
今日は、ばあばの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「・・・・・・」
そうだねえ、じゃあ、ばあばが子供の頃のお話をしようかねえ。
まだ、中学校の頃のことだけれど・・・
ばあばの学校は二年生が修学旅行に行く学年だったけど、以前は三年生が修学旅行に行く学年だったらしいよ。でも、ばあばの通っていた学校が進学に結構うるさい学校だったからか二年生に行くことになったみたいでね。だから、二年生が行事が多くて忙しかったんだよ。
修学旅行が終わってすぐに今度は今の体育祭と文化祭がくっついたような学校祭の準備が始まったよ。ばあばの学校はくっついていたけれど、他の学校では別々に開催されるところが多かったよ。まだまだ学園祭だとか、学校祭だとかまとめて開催されるところは少なかったね。
それは学校の行事が学校だけでなくて、父兄の人たちも楽しみにしていたからね。
小学校の頃は運動会には父兄がお弁当を作って朝から学校に集まって、見物するのが楽しみだったこともあるし。生徒たちも父兄の前で走ったり、踊ったり、応援してもらうのがうれしかったしね。さすがに中学生にもなると父兄がお弁当を作って押しかけてくることが少なくなってくるさ。文化祭は展示が主だったから父兄が来られるように祭日や日曜日に開催されることが多いよね。比べて体育祭は平日に生徒だけのお祭りみたいな扱いになってきてたよ。
ばあばの学校では土曜日に体育祭があって午後から生徒の展示の見学の時間が取られていたよ。あくる日の日曜日は父兄が自由に校内展示を見学できるようになっていたよ。父兄は土曜日にも体育祭の見学もできるようになっていて、父兄席も作ってあったよ。でもたくさんは来てなかったね。
競技も個人種目と言うよりも学年別、クラス対抗戦だったし、全員が参加できるわけでもなかったよ。応援合戦なんかも含めれば全員が何かに出ることが出来てるけどね。
ばあばが中学に入った時には小学校の時と違うのでびっくりしたのを覚えているよ。
でも、二年生になればもう一回してるのでどんなことをするのかわかっているから準備も要領がよくなってきてたさ。
クラスの体育委員と文化委員が中心になって話し合って、今年の競技種目を決めたりクラス展示をどうするか決めたりして、学校祭実行委員会で話し合うんだよ。
よほどのことがないと去年と変わることがないんだけど、去年の反省や各クラスの要望で少し手直しすることがあったよ。午後からの文化祭展示の生徒の見学時間を短くして体育祭の競技を少し増やすことが話し合われたよ。なんか、形だけの体育祭なのが残念だったのが原因だったのだけどね。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
これから何回か、ばあばのお話は学校祭の話になります。




