二千五百五十一夜、ばあばの社会人生活 135 ばあば就職する 135 印刷会社 108
今日は、ばあばの番です。
眠れないのかい、それは困ったねえ。じゃあ、少しお話をしてあげようかね。どんなことがいいかな。何がいい?
「…………。」
そうだねえ、じゃあ、ばあばがまだ若かった頃のお話をしようかねえ。
ばあばが就職をした頃のことだけれど……。
──《……ばあばがまとめた印刷関係用語集……》
【あ】
・雨だれ……
文章表記での記号「!」の呼び方の中の一つ。その形からの連想でこう呼ばれているらしい……。
正式名称は、「感嘆符」または「エクスクラメーションマーク(Exclamation mark)」というらしい……。
よく表現されることがある「ビックリマーク」は、通称だということらしい……。
他にもいくつか呼び名があるようだけれど、この地域での印刷会社関連では、「雨だれ」のほうが通りが良いようだ……。
同じものに、斜めに傾いている雨だれもあるが、それは「斜め雨だれ」と言う……ということらしい……。
・網点……
活版やオフセット印刷で、写真などの諧調があるものを再現するために使うらしい……。
印刷では、インクの濃さに差をつけることができないので、点の大きさの違いによって視覚的に濃淡の差を表現することになる……ということらしい……。
基本的には、1インチ幅に網点が何列あるのかとか、網点の大きさや細かさについては、「線数」という単位で決まっているということらしい……。
同義語には「ドット」という言葉が使われることが多いらしい。
類語には「スクリーン線数」があるが、後に説明する……。
・網撮り……
色、明暗、濃淡などが、ある色から別の色へ、あるいは濃い色から薄い色へと、規則的かつ連続的・段階的に変化する状態を(……グラデーションともいうらしいけれど……。)印刷で表現するために使われる製版技法のことをいうらしい……。
具体的には、写真などを大小の網点へと変換をする作業のことをいうということだ。
印刷会社では、製版カメラやスキャナ分解された写真やイラスト原稿は、網撮りすることによってグラデーションなどの再現が可能になるということらしい……。
同義語には、「網がけ」がある。
対義語に「凸撮り」がある。
「凸撮り」とは、主に製版工程において、黒い線や点、単純なベタ塗り(塗りつぶし)で構成された階調のない「線画原稿」を、網点変換せずに撮影・製版する方法や、その原稿のことを指すということらしい……。
具体的には、写真のような濃淡……グラデーション……を再現する「網撮り」とは異なり、文字や罫線などをくっきりと鮮明に表現したい場合に使われるということだ……。
製版手法としては、階調を持たない黒100%のデータや原稿を、そのまま線画として認識させて製版するということらしい……。
具体的な用途は、ロゴマーク、社章、校章などの印刷や、印影などの印刷、名刺、帳票、一般印刷物や単純なイラストなど、鮮明なエッジが求められるような印刷物に使用されるということらしい……。
おや、眠たくなってきたかい、それじゃあ、おやすみ、いい夢を見てね。
良い夢に恵まれますように、おやすみなさい。また次の夜に……。




