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ニャンだふるワン  作者: 自由人書
217/545

ニャ~・・・217

「いらっしゃいませ」


「洋服は要らないのだ・・・ルセルティフィキャ(診断書)、・・・ルセルティフィキャ、、・・・ルセルティフィキャ、・・・ルセルティフィキャ、・・・・ルセルティフィキャ、・・・ルセルティフィキャ、・・・ルセルティフィキャ、・・・ルセルティフィキャ、・・・ルセルティフィキャ、、・・・ルセルティフィキャ、・・・ルセルティフィキャ、ふ~、皆、正常だね。うんうん、健康はいいよね」


「「「「???」」」」


「え?、え?」


治安は守られた見たいな感じだな、悪者は成敗されたんだろう。


「お祖父ちゃん、お祖母ちゃん、遊びに来たよ」


みんな驚いているな・・・・・・お客さんもだけど、店内には何人いるんだ、メグちゃんの診断書の魔法の回数を数えてないけど10人位いるのかな。


「ミヤちゃんとメグちゃんなのね。もう驚いたわ、お客様、孫なんです、突然・・・・・・来てくれた様で」


「誠にすいませんね、まだ小さい子なので、悪戯好きなのかも」


「何を言っているのお祖父ちゃん、今の魔法はここにいる皆の健康を調べる魔法、頭の上には正常と書いてある、消える前にあそこの鏡で見てみるがいいのだ。お祖父ちゃんとお祖母ちゃん、遊びに来たよ。どうだ驚いたか?」


「え?」


「あれどうしたの、頭の上に何か付いているよ、それも皆にだよ」


ここにいなかった男性の声が、フキダシの事を言っている。


「叔父さん、久しぶりだね」


「そこに居るのはミヤちゃんとメグちゃんか、久しぶりだね・・・・・・叔父さんは止めてくれ」


「・・・ルセルティフィキャ、これで全員なのだ」


男性の声はハリーさんの弟のランドンさんだった、僕からは見えないけど。


「これが魔法なの珍しいわね、あなた正常よ、ランドンも正常よ」


「お前も正常だぞ、健康状態が分かるのか、頭の上に出ているのを自分では見れないのか」


驚いたお客さんは鏡を見に行った。殆どの人は自分の頭の上のフキダシに驚いた、笑て喜んでいる人もいる。空腹と出ている人もいるからかそれで笑っている。


「買い物の続きだ、夏物の洋服は・・・・・・」


「こちらです」


頭に付いているフキダシが消えて行く、お客さんのは全部消えたな。奥にいた店員の皆も次々と消えているんだろうな、ここからは見えないけど。


「もう、理解のある皆さんだから良かったけど、魔法は簡単に人には当ててはいけませんよ」


「レイちゃんが驚かせていいと言ったんだよ、だからしたんだよ」


「レイちゃんも来ているの、何処にいるのかしら」


犯人は名乗り出よう・・・・・・しかし、ダグラスさんとエレナの2人にだったんだけどな。


「ニャ~≪こんばんは、お久しぶりです。お風呂の用意をお願いします≫」


「この洋服下さい」


驚いていた店内の人が事情が分かって、お客さんは洋服を選び、店員さんは声を掛けたり、商品の陳列をしている。


「は~い、鞄に詰めますね」


若い店員さんがお客さんの対応をしてる、声からすると20代前半位かな。


「さあ、2人とも2階に行きましょうね。レイちゃんも付いて来てね」


エレナさんはお店の台の後ろにあるドアを開けると中に入って行った。その後に僕達も続いた。


ダグラスさんとランドンさんは店に残って仕事だ。





「ハリーとシンシアさんは元気なのかしら?」


「元気だよ、お店は繁盛して商売は上手くいっているて、伝えてと言われたよ」


「まあ、それは良い事ね」


ミヤちゃんがメグちゃんに目配せしている、頷いたメグちゃんが双子が生まれた事を言うぞ。


「お祖母ちゃん、お菓子は何処かな、沢山食べたい」


「ニャ~≪違った~≫」


「待ってね」


ミヤちゃんが頷いている、報告も大事だけどお菓子も大事なんだな。この後に双子の事を話すんだな。


家の間取りはそんなに変わらないけど、家具の形と暖炉の前にある・・・・・・ベビーベッドはやっぱりデザインが違うな。


ソファーの色は茶色で我が家と同じだ。僕の場所はここかな・・・・・・ベビーベッドがあるぞ、中には誰もいない、すると中の主は何処かにお出かけか。


ランドンさんが結婚して、赤ちゃんが産まれているんだな。


「メグ、次は報告するのよ」


「は~い」


「あら、他に何かあるの?」


「私とお姉ちゃんは双子と言われるけど、双子の妹が産まれました。名前はメイちゃんとマヤちゃんです。どうだ、双子だぞ」


まだ悪戯している女の子を演じているのか、演じきれていないところがメグちゃんだな。


「双子、それはおめでたいわ・・・・・・ジャンの時もそうだけどハリーは知らせてくれないのよね。そうそう、ランドンが結婚して、赤ちゃんが産まれたのよ。産まれたばかりでとても可愛いのよ」


「へ~、ランドンさん、結婚したんだ」


「赤ちゃんが居るんだ、暖炉の前に居るのかな」


「今は出かけているのよ・・・・・・あら、ランドンが結婚した事は知っているのよね?」


「知らないよ」


「初めて聞いたよ」


シーラスとこのアイルガーラだと遠いいから手紙のやり取りが無いと近況報告は伝わってこないよな。いつ結婚したのかな。


ハリーさんは双子が産まれた事を手紙で知らせてないからね。出したとしても。受け取りに行ってくれるかも分からないけど。


あ、忘れてたよ、僕は手紙を出したいと思っていたんだ、ケーキとクルクルクッキーの作り方をランディさんに知らせる為に、販売は出来ないけど作って自分達で食べる事は出来る。


僕達の旅の成果? みたいな感じで、シーラスに居るシンシアさんのお願い『美味しいお菓子を送って』を実行しようと思った、作るのはランディさんだけど、その方が沢山の人が食べれるし、何回も作る事が出来る。


ケーキのクリームの作り方で氷が必要だけど、冬になったら氷を作ればいい。ケーキは冬限定で作れる。


「どうしてかしら、ランドンは手紙を出したと言っていたのよ」


「・・・・・・今頃は知っているのかも」


「そうだね、届くのに時間が掛かるよね」


「そうね、遠いいものね」


話を聞きながら寝よう、お風呂の時間になったら起きて泳ごう。


広いお風呂だといいな。






「ニャ~《誰だ僕に抱き着いてくるのは、何か汁が僕の頬に垂れてくるな》」


「アウアウ、アバー」


そうか、マヤちゃん達か、ヨダレは自分で拭いてね。僕の小さい手だと拭けきれないよ。


あと、重たいのでもう少し体重をずらしてくれないかな。小さいので潰れそうだよ。


「ニャ~《君は誰だ、ここはどこだ・・・・・・懐かしいなベビーベッドの中か》」


寝ている間に運ばれたのか、僕が気が付かないなんて、旅の疲れがあったんだな。


「アウアウ、バブー」


「ニャ~《皆はどこに、夕食か》」


「ブラッグベアをか、ミヤちゃん達は冒険者として強い方なんだな」


「どうかな、まだ冒険者になってから、そんなに経ってないから、弱い方だよ」


ここから皆の食べている様子が見える、懐かしい大皿に載ったパンがある。やはりこの時代はパンの消費量が多いんだな。他には何を食べているのかな。


「ああ~、レイちゃんが起きた。小さくて可愛い、レイちゃん、私はミラ、ランドンと結婚したの、レイちゃんと一緒に寝てたのが、息子のレイちゃんよ。同じ名前なんだよ、驚いた?」


「ニャ~≪目の前の人がミラさんニャン、僕の尻尾をニギニギしているのが赤ちゃんのレイちゃん≫」


よく分かったよ、僕の名前と同じにしたんだね。それしかないよね。


「ミラ、レイちゃんが驚いているよ。君の言っている事が理解出来ているからね、僕とミラの赤ちゃんにレイちゃんと同じ名前を付けたのは、ミラが小さい生き物だ大好きで、僕がレイちゃんの事を話して聞かせたからなんだ、可愛くて利口な子になる様にレイと付けたんだよ・・・・・・ミラがね。僕は、止めた方がいいって言ったんだよ。レイちゃんにもレイにも悪いかなと思って」


「ニャ~≪なるほどニャン、可愛いのは猫だから当たり前ニャン、利口な子になって欲しいニャンね≫」


その気持ちよく分かる、利口な子は親を幸せにするからね。ミヤちゃんとメグちゃんを見ていると分かるよ、お菓子の事を考えている時は変な考えがグルグルしていそうだけど、それ以外は賢いからね。たとえ勉強が出来なくても利口と勉強が出来るは違うからね。


利口ないい子に育つよ、レイちゃんだからね。


「レイちゃんの干し肉は暖炉の前に置いてあるからね、好きな時に食べると良い」


「ニャ~≪ありがとうニャン、ダグラスさんは優しいニャン≫」


「それにしても驚いたわ、ミヤちゃんとメグちゃん来てくれるなんて、怪我が無くて本当に良かったわ」


「みんなが元気にしているが分かった、嬉しいよ。シーラスは遠いい、手紙のやり取りも大変だ。2人はランドンの手紙を読んで来てくれた、たまには手紙のやり取りもしないとな」


「ああ~、父さん達に言われたのに手紙を出してないよ・・・・・・忘れてたよ、あ、書いてもないよ」


そうだろうな、手紙が来てたら結婚しているの知っているよ。


「ランドン、出してなかったのか」


「それでハリーから手紙が来ないのね・・・・・・ハリーも同じなのね」


「お祖母ちゃん、手紙は出さなくても良いんだよ、元気なら」


「そうかしら、みんな元気でいてくれている、でも、知りたいと思うのよね。双子ちゃんの事も知らなかったのよ」


「仕方ないよ、遠いんだから、手紙だってお金が掛かるよ。だったらお菓子を買う、そして、みんな元気だと思えばいいのだ。手紙が来ないから私が来たのだ、お菓子を食べに」


「アハハは、メグの言う通りだ、手紙の代りに孫が遊びに来た。手紙もいいが会いたいからな、それもこんなに大きくなって、来てくれて、ありがとう」


「そうね、会える方がいいわね」


「ニャ~≪その問題は、考えない方がいいニャンね、この世界は気楽に移動できないニャン、手紙もお金が掛かるニャン、節約ニャン≫」


「レイちゃんが、何か話しているぞ。トントン板を用意しないと駄目だな、ランドン書いてくれ」


ダグラスさんは良い事に気が付いた、あの時もトントンしたんだよ。


「すぐに」


「レイ、そろそろ自己紹介をしたいでしょう、出来るよね」


「ニャンニャン」


「キャ~、可愛い」


おお。この仕草が可愛いのか、なら、もう一度。頭の横で招き猫の手の動きだ。


「本物がここ居るのね、凄く嬉しい」

 

良かった、ミルクさんとは違い近づいて来て、天井に投げないようだ。


「驚くのだ。ランドンさん、トントン板は要らないのだ、皆の者、聞くがよい、レイちゃんの自己紹介を」


椅子から立ち上がったランドンさんが僕に視線を向けた、メグちゃんの言い回しは気にならないのか、他の人も僕に視線を向けてる・・・・・・レイちゃんは天井を見ているけど、尻尾は離してくれない。


出来れば、ニャンパラリンで床に下りて、ニャンパラリンでテーブルの上で自己紹介をしたかったけど仕方ない。


ミヤちゃんもそろそろ驚かしたくてうずうずしているのだろう、メグちゃんもだ。


どうする、ダグラスさん達はニャン無しも聞いていないかも・・・・・・思い出せないな、あの頃は名前だけが発音できていたのか、それとも全く話した事がなかったのか。


確かミヤちゃん達の名前は最初の方で呼べた筈、ミヤちゃんの名前は最初から『ミャ~』と鳴くだけだったから、ダグラスさん達が来た時には・・・・・・ジャンの名前も呼んでた筈だな。


ミヤちゃん達が喜ぶようにするには、ニャン無しだな。


僕が色々考えている間に期待の視線と、何が起こるのか分からない人達の視線を集めている。早く自己紹介をしよう。


「僕の名前はレイです。ダグラスさん、エレナさん、お久しぶりです。ランドンさんとミラさん結婚おめでとうございます、僕の名前はレイです。そして2人の赤ちゃんもレイです・・・・・・以上を持ちまして紹介を終わりたいと思います。続いて手紙の事ですが、手紙のやり取りは止めた方が良いです、面倒なので、痛いニャン、痛いニャンよ」


真面目に話してたのにな、僕なりの答えだったんだけどな。


だって、猫は字を書くのが大変なんだよ、手紙を書くのに1日は掛かるよ。あ、僕の事じゃなかったんだ・・・・・・赤ちゃんに僕の名前を付けてくれたのが嬉しくて、手紙の事も僕の事だと思って考えてしまった。


「真面目に話しなさい」


「凄いぞ、レイちゃんが話しているよ」


「ああ、前は名前を呼んだり、はいニャンと言っていただけだった」


そうか、当事者のダグラスさんが言うんだから、僕は短い言葉を・・・・・・言えない言葉を抜いて話してたんだ、短い単語だけを、思い出したよ。


「まあとても、凄いのね」


「ランドン、聞いてないわよ。レイちゃんが話すなんて、どうして教えてくれないのよ。凄い凄いわ、人間の言葉を話すし、綺麗な声でとても可愛いわ」


あれ、この人どっかで見た事があるような気がする。


「言っても信じられないだろ、だから、言わない方が良いと思ったんだよ。それにこんなに話してなかったよ。僕の名前も・・・・・・ラドンだったかな、そう呼ばれてたんだよ」


「小さい猫を見つけるとレイちゃんと呼びかけていたのよ、どんなにレイちゃんの事が好きか分かってたでしょう」


僕の自己紹介は終わりで良いのかな、この事態は僕のせいじゃないよね。ミラさんの気持ちがよく分かるよ、小さい猫は可愛い、僕も抱いて寝てみたかった。それが今は、間に挟まれて下敷きにならない様に心配しながら寝る日々、いいな、一度ぐらい猫を抱いてみたかったな。


病気の人が犬と猫に癒されるんだよね、癒されたいな僕も。赤ちゃんのレイちゃんを撫でれば気分は最高、寝たんだな。


僕はメス猫レイちゃんで、君は男の子のレイちゃん、名前は一緒で大事にされているも同じ、僕の名前から付いた名前だと知ったらどう思うのかな、確かジャンの時か・・・・・・いや、ライト君達の名前を考えている時だな、ランディさんとサキさんは僕の友達のジョンさん達の名前と同じ名前を思い付いたけど止めたんだよな。


僕もそれは止めた方がいいと考えたんだよな、そう考えなかったのがミラさんだな。ミラさんをがっかりしない様に猫らしく過ごそう・・・・・・それとも利口な猫として振舞えばいいのだろうか、もう名前が付いちゃったからな、がっかりか、後悔か?? ・・・・・・まあ、同じ名前を付けて良かったと思って貰えるような振る舞いを頑張ってしよう。


「まあ、2人ともレイちゃんの話を聞いてみたいと思わない?」


「思います、聞きたいです」


あれ何の話だっけ? ああ、手紙の事だな。


「手紙が来ると嬉しです、良い事が沢山書いてあります。しかし、ハリーさんとランドンさんは手紙を出すのを忘れました、どうしてだとおもいますか、エレナさん?」


「私? どうしてかしら、分からないわ」


「2人は手紙を書くのが苦手なんです、僕は猫なのでもっと苦手です。手紙を書き馴れていないと書こうと思っても中々書く事が出来ないんです。簡単にまとめると皆が手紙を書く事に慣れてないニャン、受け取りにギルドに行くニャンか? 行かないニャンね。エレナさんから手紙が来ないニャン、ダグラスさんからも手紙が来ないニャン、皆が手紙を出さないニャン」


「そうだな、私も手紙を書いた事がなかった、もし書いても・・・・・・出し方が分からない」


「ハリーとランドンが悪いわけではなかったのね。ごめんね、ランドン」


「手紙を書いても出し方が分からなかったのか・・・・・・そんな事考えなかったよ。ところで、手紙は何処から出すのかな?」


「スープ冷めちゃうよ」


ダグラスさん達は手紙の存在は知っていたけど、書いた事も遠くに出した事もないのだろう、紙は高価だから・・・・・・なるほど、少し便利なのを思い付いた。


今までの生活で誰もしてなかったな。


おお、何事も無かった様にふるまっているぞダグラスさんが。


「食べよう、終わったら旅の話をしてくれるかな」


「は~い」


「ニャ~≪レイちゃん、行って来るよ。また後で遊ぼうね≫」


皆は食事に戻った、でも、ミラさんは僕のところに来ると抱き上げてテーブルに戻ると抱いたままで食事を始めた。


子猫が大好きなんだな、食事をしながらチラチラと僕を見ている。

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