…思ったよりもこのスキルはヤバかったそうなのですが、自重出来ません…的な?
さてさて、俺のスキルでゴミを大量に回収出来る事が分かった。なので、今度はもっともっと多くのゴミを集めてみようと思う。しかし、ただのゴミでは面白くない。明らかにヤバげな雰囲気を感じられるようなゴミ(どんなゴミだよ)を探さねば!
そんな使命感にかられた俺は早速行動に移そうとして…
「って、周り暗っ!?」
というかんじで、考え事をしていたらいつの間にか夕暮れ時を過ぎていた。さっさと帰らなければ怒られてしまいそうだ。
俺は家への帰り道を急いだのであった。
さて、では昨日の続きではあるのだが、実は俺のいる家の近くには入ったら誰も出て来れないと言われている森がある。どうやら森に入りさえしなければ何の問題も無いらしいのだが絶対に入るなと言われている。まぁ、俺の『ゴミスキル』じゃあ絶対に死んでしまうので入る訳もないのだが。
「あ!ちょっと君!ここには入っちゃ行けないんだぞ!さぁ!帰った帰った!」
「あ、スイマセーン。」
チッ。森の周りは何かの柵みたいなので囲まれていて唯一の入り口には警備兵らしき人がいる。セリフがどう考えても前世のゲームに出てくるモブキャラ…
まあ、良い。モブ男(推定34歳)の童貞(勝手な想像です)のことはどうでも良い。それに森に入らなくても別に構わない。何故なら俺の『ゴミ拾い』の範囲はどこまでも広げられるんだからな!
「てな訳で…『ゴミ拾い』起動!」
キーン
金属音と共に画面が出てくる…
「んじゃ、まあ今回はっと」
【使用スキル名/ゴミ拾い
範囲/この森全体
数量/制限無し
拾い終わるまでの時間/12時間】
………おうふ。長い…
いやまあ、こんだけ広い森なんだから当然時間がかかるものなんだが、この時間どうやって潰すかなあ?
「まあ良いや。なるようにしかならないだろうし。取り敢えず開始っと」
【『ゴミ拾い』の処理を開始します。処理が終わるまで『ゴミ拾い』は再使用出来ません。処理完了後、拾ったものを全て『ゴミ箱』に入れますか?】
これもYESっと。
【了解しました。処理が終わるまでしばらく適当に時間を潰していて下さい。ここから離れても問題ありません。】
あれ?ここから離れても大丈夫なんだ?
っていうか適当に時間潰しとけって…なんだろう。正しいんだろうけどなんかモヤモヤする。
「まぁ、良いや。好き勝手して良いなら家帰って時間来るまで遊んどこっと。」




