48/70
弱々しさ
四人が病室に着くと、優真は機械に繋がれたまま目を開けベッドに横になっていた。少し苦しそうに息を荒げていた。
「優真、どうした!?」
拓弥は病室に入ると驚いた。
「ちょっと、な。熱らしい、」
優真は拓弥のほうを見て答える。
「ゆっくり休んでろよ」
「嗚呼……」
「優真さん」
咲は優真の様子を見ると今にも泣きそうな顔をしていた。
「咲」
藍は優真より咲を心配していた。
「優真くん、まだ死ぬんじゃないよ?」律さんが心配して言う。
「何、冗談、言って、るんですか? まだ、死に、ません、よ」と弱々しい声で答え、苦笑いする優真。
「……」心配そうに見つめる咲。
「咲、ちゃん、大丈夫、だよ」
無理に笑おうとする優真に対して拓弥と律さんは黙ってみてるしかなかった。
咲はというと、目に涙を溜めていたのを拭って優真を見つめていたのだった。




