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【プロローグ】だよ
この物語は、慎重派の主人公としっかり者のヒロインと愉快な仲間達との冒険のお話です。
大聖堂の奥、重厚な石壁に囲まれた儀式の間。
円形の祭壇には、古代文字がびっしりと刻まれた魔法陣が淡く光を放っていた。
中央に立つ白衣の神官が両腕を掲げ、低く、しかしよく通る声で祝詞を紡ぐ。
空気が震え、燭台の炎が一斉に揺らいだ。
「――来たれ、選ばれし者たちよ!」
瞬間、魔法陣の光が爆ぜるように強まり、まばゆい閃光が部屋を満たす。
次の瞬間、そこに立っていたのは――剣を握る美少女と、
彼女に寄り添う三人の異世界からの来訪者だった。
目を瞬かせる彼女らを前に、神官は深く頭を垂れる。
「ようこそ、この世界へ。我らの希望よ。」
光はゆっくりと収まり、重い沈黙が訪れる。
だがその沈黙は、これから始まる壮大な物語の予兆に過ぎなかった。
…
……『ちがうちがう、百合谷。台本こっち。』
気まずそうにジャンパーを着た人が言う。
『あっ…はいはい。えーっと…』
これは、私達の物語。
聞いてください、
タイトル[スキルと絆で紡ぐ、ありきたりな異世界生活]
tips「後書きについて」
ここには毎回スキルについての小ネタなどを書いていくつもりです。
プロローグを読んで下さり、誠にありがとうございます。




