表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺を異世界に召喚した悪い魔女の婆さんをロリババアにしたら何処までも粘着して来るようになったんですけど!?  作者: アステロイドV2
第三章 恋のライバル出現

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

70/70

あのバカは何処に行った!?

「ど、何処じゃ!?何処!?何処に行きおったァァァ!?」


家中、何処を探してもキョウの姿は無かった。


「馬もスライムもおらん!?どうなってるんじゃ!?」


ワシはご飯も食べず、大慌てで街に向かった。


「タロウは来なかったか!?」


時刻は丁度お昼時、ディザベルの叫び声が冒険者ギルド中に響き渡る。


ギルドにいた冒険者やギルド職員達が何事かと一斉にディザベルに視線を向ける。


「タロウって、Sランクの、あの?」


冒険者の1人がディザベルに確認する。


「そうじゃ、そのタロウじゃ!」


「ああ、アイツか。それなら……確か、海に行くって言ってたぜ。何でも修行するとかなんとか……って、もういなくなってやがる」


───所変わってマルテミビーチ。


「ここにタロウは来なかったか!?」


「タロウって、白馬を連れた、あの?」


水着を着た観光客の女が答えた。


「そうじゃ、そのタロウじゃ!」


「それなら埠頭(ふとう)の方に……ってもういない」


───マルテミ埠頭。


「ここにタロウは来なかったか!?」


ディザベルは、そこにいた船乗りの男に聞いて回った。


「タロウって、スライムを連れた、あの?」


「そうじゃ、そのタロウじゃ!」


「それなら海パン履いて海を渡ったぞ」


「何処行きの船に乗った!?」


「いや船には乗ってない。あの野郎、海を走って行ったぞ、地面を走るみたいに」


「…………はああああああ!?」



───数刻前。


「修行するなら何処か!?海か?森か?山か?」


船乗りの男が言っていたように、キョウは海パン姿でマルテミ埠頭に来ていた。


「───どれも正解だが、どれも違う!今回俺が修行するのは海を越えた先!無人島だアアア!!」


キョウは身体強化魔法を駆使して海を走って渡る。


「これくらい走って渡れないようじゃ、強くなるなんて夢のまた夢!行くぞォォォ!!」


「ヒヒーンッ!!(フンッ……確かに、その通りだな……!)」


白馬のリヴァータもキョウに同調し、風魔法を駆使しながら海を疾走。


スライムのクリスタル・ボゥルは元の26メートルの巨体に戻り、ゴン太な人間の両足を生やしてキョウと同じように海上を走った。


そんな仲良し珍獣3匹の前に巨大な海の魔物『デス・クラーケン・トゥエンティ』が立ちはだかる!


デス・クラーケン・トゥエンティは、その名の通り、20本の触手で襲い掛かって来る!


「行くぞッ!三位一体!『デス・トライアングル・ボンバー』!!」


人、馬、スライムが織りなす、必勝必死、必殺のダイレクトハーモニーが行く手を阻む巨大なイカに爆裂!


死の体当たりをその身に受けたイカは、その巨体に大穴を開けながら爆散!!


「何人たりとも俺達の行く手を阻む事は出来ないッ!行くぞ無人島!!」


「ヒヒーンッ!!(フンッ!)」


『GO!GO!GO!!』


数時間後、巨大なイカの残骸がマルテミビーチに流れ着き、ビーチは騒然となった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ