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始めに
始めに断っておくが、ここには強迫性障害をなおすための方法は何一つ書いていない。
ただひたすら、強迫性障害である私の経験を書いている。
これを読んだところで、強迫性障害の症状が軽くなるなんてことは万に一つもないだろう。
強迫性障害を患っている人が読んでも辛くなるだけかもしれない。
もしかしたら、共感して、それが多少は救いになるかもしれない。
じゃあなんで、こんなものを書いたのかというと、知ってほしかったからだ。
全人口の1~2%程しかいないとされる強迫性障害を知っている人が一体どれほどいるだろうか。
強迫性障害を知っていて、それを理解している人なんて更に少ないだろう。
理解されないというのは、とても辛いことだと思う。
私自身、周りの理解を得られていない現状が辛くて苦しくて仕方ない。
強迫性障害を患ってしまった人間が、どれほどの困難に直面しているのかを知って欲しいのだ。
強迫観念から解放される日が来るのかわからない。
その間は、ここに記録を続ける。
強迫性障害から解放されたと私が投稿することなく、全く更新されなくなったら、自殺に成功したと思って欲しい。