前へ目次 次へ PR 8/44 月 「好きなものは『月』(10月8日」 「I THINK」初の、壊れていない呟きである。 僕は昔から月が好きで、特に十六夜の月が大好きだ。 あの丸い光を眺めていると、吸い込まれそうな気分になるのだが、それがまた、たまらない。 『竹取物語』でそうであるように、月は神聖なところなのである。 薄汚い人間世界とは反対の、穢(けが)れのない月界に、叶わぬ願いと憧れを抱きながら、僕は毎日、月を見続けていた。 あのまばゆいばかりの輝きと美しさ。 月は永遠に、僕の中の神様だ。