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ピロートーク  作者: 登夢
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ロリコンとファザコン

「久恵ちゃんは典型的なファザコンだね」


「私は母子家庭で育って、本当の父親の顔も知らないし、幼いころの父親の思い出もない」


「だから、兄貴を好きになってくれたんだね」


「パパは本当に私の父親になってくれた。大人になる7年位の大事な時期に父親になって私を守ってくれた。いまでも好きで感謝している。また、男性としても見ることができた。だからパパのように年が離れていると守られているようで安心できるの」


「パパはロリコンかもしれない。若い時に女性と意思疎通がうまくできなくて、同年代の女性とは距離を置くようになった。そのうち誘われてソープランドなどへ通ううちに、年齢の離れた女性としか付き合えなくなったみたい。年が離れているとゆとりがあるというか、安心だからかもしれない」


「パパは十分に同年代の女性ともうまくやっていけると思うわ」


「今は、いろいろ社会的な経験も積んでいるから、なんとかなると思うけど。でも、恋愛は別だと思う。うまくできる自信がない」


「自信もってもらっても困る。私がいるんだから」


「ごめん。浮気しようなんて少しも思っていないから」


「男は恋愛なんか振り返る時にはいつも青春時代を思い出して反省する。だから、いくつになっても、対象は青春時代の年齢の娘になってしまうのではないかな」


「男の人ってロマンチストなのかな」


「もう一つ、男は女性を自分の好みに仕立てたいと思いが強いのではないかな。若い娘ならそれができる。パパも久恵ちゃんを好みの女性に仕立てたい」


「もう相当に仕立てられていると思う」


「男って本来ロリコンなんだと思う。大体、昔から愛人は若い娘に決まっている。体力に自信があれば、やはり若い娘がいい」


「パパ、身体を鍛えてね。頼りにしてますから」


「我々『ロリコン』と『ファザコン』は最高のめぐり合わせだね。めでたし。めでたし」


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