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魚が食べたい

ラビーは前世の頃の夢を見ていた。

学生の頃、 料理学校生時代の頃に打ち上げで同級生と飲み会に言っていた時の夢である。

同級生達と料理をつつきながら飲むのは最高である。

前世の頃の幸子の時も今も酒はあまり飲めない。

付き合いで最初の乾杯の時は呑めるがこのんで飲むほどでは無いのだ。


皆で料理を突くのは最高である。

唐揚げ、 枝豆、 塩キャベツ、 フライドポテト、 ソーセージ

ポテトサラダ、 かにみそ、 アンキモ、 タタキュー、 卵焼き

焼き鳥、 さしみ、 ほっけ、 エイひれ、 たこわさ、 焼き鮭

しらす、 サーモン、 魚、 魚、 魚!!

魚!! うなぎ!! 魚!! 魚!! 魚!!


「魚が食べたい!!」


とここで目が覚めた。


「はぁ・・・はぁ・・・」

「だ、 大丈夫かにょ?」


でぶ妖精が心配する。


「魚が食べたいです」

「知らんがな・・・とりあえず魚はここでは手に入れるのは難しいし・・・

御気の毒ですが諦めるしか無いにょ」

「そうね・・・」


号泣するでぶ妖精達。

彼等はラビーの気持ちが痛い程分かるのだ。

食べたい物も食べられない世の中なんて、 ぽいずん

とりあえずラビーは再度眠る事にしたのだった。



今度の夢は深海戦争の頃の夢だった。

最前線で半魚人共を自身の固有魔法で焼き殺し、 こんがり焼いて

美味しそうな匂いをあげる、 しかし戦場なので我慢。

焼き殺し、 こんがり、 おいしそー、 我慢

焼き殺し、 こんがり、 おいしそー、 我慢

焼き殺し、 こんがり、 おいしそー、 我慢

焼き殺し、 こんがり、 おいしそー、 我慢


「魚がたべたああああああああああああああああああああああい!!」

「にょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?」


あまりの叫びにびっくり仰天するでぶ妖精達。


「はぁ・・・はぁ・・・魚・・・魚食べたい・・・」

「だ、 大丈夫かにょ・・・?」

「く・・・腕が振るえる、 魚が食べたくて仕方が無い、 如何しよう・・・

もう海にまで行こうか・・・」

「そんな事したら亜人達にぼこぼこにされるにょー」

「う、 確かに・・・彼等を傷つけたくないけど・・・如何しよう・・・」


自分と亜人騎士達が戦えば一方的に勝てる自信が有るが

流石に自分の欲を優先して戦う事はしないラビー。

一体如何するか、 悶々とした気分を抱えながら叫びつつも眠るラビーであった。

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