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【更新休止】婚約破棄された令嬢の激辛料理経営禄  作者: Mr.後困る
レストラン・スコヴィルの客
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閑話 ビスケットとクッキーと亜人と人間

カランコロン、 と店のベルが鳴る。


「やぁ」


輪の小説家がやって来た。


「こんにちは、 今日もアイスティーで良いですか?」

「いや、 今日は暖かい紅茶と・・・そうだな、 ビスケットを貰おうか」

「おや、 如何したんですか?」

「何時も来ている店で違う事をしてみる、 視点の変更をしてみようかなと思ってね」

「分かりました、 少々お待ち下さい」


ラビーは紅茶を出した後にビスケットを作り始めた。


バター片を置いて強力粉と共に入れてまぶし、 少し冷やす。

ボウルにベーキングパウダー、 砂糖、 塩を入れて混ぜる。

そしてバター片と強力粉をボウルに入れてバターをつぶすように手ですり混ぜる。

牛乳を入れて手で捏ねて折りたたむようにひとまとめにし

打ち粉をした台にのせ麺棒で厚さ1.5cm程に伸ばし丸型で型抜き。

型抜きした物の表面に牛乳を塗り、 くっつかない様にした天板の上に並べる。

そして15分程焼いたら完成。


「メープルシロップは要ります?」

「ビスケットにメープルシロップ? ホットケーキじゃないんだから」

「そうですか、 ではどうぞ、 ビスケットです」

「え・・・・・」


ラビーが持って来たビスケットを見て唖然とする小説家。


「これ・・・ビスケット?」

「はい、 ビスケットですけど・・・如何しました?」

「いや、 ビスケットって・・・

こう平べったくてサクサクしているお菓子じゃあ・・・」

「それはクッキーでは?」

「クッキーとも言うけれど・・・えぇ・・・・」


ビスケットとクッキーの呼び名は国によって違うのだ。

例としてイギリスではクッキーと言う言葉自体存在しない。


「まぁ・・・頂くよ・・・」


ビスケットを食べる小説家。


「・・・やっぱりメープルシロップ頂けるかな」

「はい、 どうぞ」


メープルシロップをたっぷりかけたビスケットを食べる小説家。


「うん、 クッキーとは違うけれどこれはこれでアリだな」

「そう言って貰えると嬉しいです」

「でもなぁ・・・私はクッキーを紅茶に付けたかったんだけどなぁ・・・」

「私は牛乳に漬けたいですかね」

「あぁ・・・それも良いなぁ・・・」


そんな話をしながら一日が過ぎていくのだった。

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