閑話 カレーの誕生
「おせちも良いけどカレーもね!! 遂にカレーが出来たよー!!」
「にょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
ラビーの宣言に歓喜するでぶ妖精。
「食べたいにょー食べたいにょ―」
「しょうがないなぁ、 はい」
でぶ妖精達にカレーをよそうラビー。
「いただきますにょー・・・あんぎゃあああああああ!!」
震えるでぶ妖精達。
「如何したの?」
「辛いにょおおおおおお!!」
「あ・・・しまった・・・」
自分好みの味にする為に辛くし過ぎてしまっていた様だった。
「寸胴一杯に作っちゃったからなぁ・・・食べきれるかなぁ・・・」
「待つにょ・・・おでぶちゃんも食べるにょ・・・」
辛いながらもカレーを食べ進めるでぶ妖精達。
「いや辛いんでしょ? 無理せず食べなくても・・・」
「店長が苦しい時はおでぶちゃんが何とかするにょ、 それが仲間ってもんにょ!!」
キリッとした感じで言い放つでぶ妖精。
「気持ちは嬉しいけどねぇ・・・辛い物を食べてあんぎゃあって言うのも可哀想だし・・・」
「ならおでぶちゃんに任せるにょ」
ぽよんぽよんとナス型の体で跳ねながらやって来る一際大きなでぶ妖精。
筋肉が付いて太ってナス型になったでぶ妖精である。
「食いしん坊なおでぶちゃんならば・・・食べれるッ!!」
もぐもぐとカレーを食べるでぶ妖精。
「あんぎゃあああカプサイシンの辛みで縮むぅ」
しおしおしおと球形のでぶ妖精に戻る。
「な、 何で!?」
唐辛子に含まれている辛味成分カプサイシン。
脂肪燃焼力を高められでぶ妖精がしぼんでしまったのだ。
「しかし・・・カレー、 攻略の糸口を見つけたり!!」
またしてもキリッとした眼で言うでぶ妖精。
「お、 一体如何するつもり?」
「卵をトッピングして辛みを和らげる!!」
「その手が有ったかぁ!!」
魔法で温度を調節したお湯に付けて温泉卵を作りカレーにかけて上げるラビー。
「ウマー、 ちょっと辛いけど美味しいにょぉ」
「お店に出せるかな?」
「客に出すのは勿体ない」
「こらこら」




