表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
100/426

空気は水よりも軽い

鯨野郎が倒される少し前、 ラビー達は。


「さて赤い魔女、 お喋りはこの辺にしておいてさっさと終わらせるか」


タコ娘がタコ足をにちゃあと伸ばす。


「言ってくれるじゃない」

「当たり前だ、 我々は見ての通り魚人のエリート

お前が得意になって殺して来た雑魚とは違う

そしてここは地上!! 海の中で鍛えた我々にとっては!!」


しゅん、 とタコ娘が消える。


「!?」

「この距離ならお前が魔法を唱える前に殺れる!!」


タコ娘がラビーの背後に立ってタコ足を絡めようとする。

しかし。


ごっ!! と拳がタコ娘の顔面に入り吹き飛ばされる。


「こっちも鍛えてる、 その程度のスピードなら余裕で追える」


盾の騎士が事も無げに語る。


「言うね」


にょろり、 とタコ足を使いながらタコ娘が起き上がる。

ガキン!! と金属音が響く。

はっ、 と振り返るラビー。

そこには棘坊主が巨大なレイピアをラビーに向けて突進して来たのを

自身の手を剣に変化させてラビーを守る剣の騎士の姿が!!


「みすみす殺させる訳には行かないなぁ」

「ちぃ!!」


巨大なレイピアで突きを放つ棘坊主の攻撃を難無く捌く剣の騎士。


「パワーは凄いが素人に毛が生えた程度!! 勝てる!!」

「舐めるな!!」


棘坊主は剣の騎士の足を狙い蹴り飛ばす。

体勢の崩れた剣の騎士を追撃しようとするが

ラビーの魔法の火球が襲い掛かった。

しかし難無く躱す棘坊主。


「この距離ならば唱えられてからでも回避出来る!!」

「くっ・・・」

「赤い魔女も形無しだねぇ、 くくく」


タコ娘が嘲笑う。


「店長、 ここは俺が守るッス」


花瓶の騎士がラビーを守る様にカバーに入る。


「最早赤い魔女は役立たず、 切り捨てたら如何だ?」


棘坊主が尋ねる。


「馬鹿じゃねぇのか? 俺は店長を愛している

結婚するまで殺させない」


花瓶の騎士が臆面も無く言う。


「愛、 ね、 我々には分からん感情だ」

「その通り」


半魚人達はせせら笑う。


「店長は旨い飯を作ってくれるしな、 祝勝会は任せた」

「任されたよ」

「旨い飯ねぇ、 食べ物なんて全部同じだろ?」

「そうそう食べ物の判断基準は多い少ないで充分、 味なんて物を気にする奴は馬鹿よ」


半魚人達の言葉に怒りを覚えるラビー。


「所詮は魚ね、 料理に対して何も分かっていない」

「この状況では料理に意味なんて無いでしょー?

まぁ料理と言うならば先に始末するのはそっちの盾野郎だ!!」


タコ娘が盾の騎士に向かって行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ