これが僕の生活①
もう一つの方まだなんですけど書きたいと思ったので…どっちも進めますのでよろしくお願いいたしますm(._.)m
バシンッバシンッ
「ぐわぁ…ゴフゥ」
鉄で覆われた空間。男は今何が起きてるのか分からなかった。ただ感覚がなくなっているように感じた。
「アハハアハハはは…もっと苦しめもっともっと…」バシンッバンッ
「ぐえぉ…ク…カ…」
そして男をそんな風にしたのが10にも満たない子供だった。その目はさぞ残忍で薄汚れていると思った。これほど楽しそうに狂ったように笑うのだから。
……だが違った。自分を鞭で打っている子供はずっと無表情でそこに恐怖感を覚えた。男は裏の社会の中でも腕利きでありいくつもの死線を潜り抜けてきている。
そんな男が10も満たないであろう子供にあっけなく捕まりあまつさえ拷問され、その子供に恐怖を覚えるなんてことはあり得ないのだ。
…何かがおかしいと男の勘が告げていた。こんなことならここの家の主の暗殺依頼など受けるんじゃなかったと。
そこで男の思考はプツリと途絶えた。その時見えた金色の髪は印象的だった。
「もう終わり~?つまんないまた明日ね」
そういった子供の表情は《無》だった。
「今日の刺客は…13人か」
僕はルドリア、子爵家の人間だよ。これでもれっきとした女の子だ。
ここは僕達の家の僕の部屋いつも刺客が来たら拷問するために使ってる。
僕達は少し特殊な仕事をしている。暗殺だ。普通子爵がしかも子供がする仕事じゃないが才能があるんだから仕方がない。それに僕達は人が嫌いだしね。
僕は鮮血にまみれた服を着替え体を清め玄関で[彼]を待っていた。
「そろそろかなぁ」
ガチャ
「ただいま~ルドちゃんと抹消したか?」
リアだ!リアルドだ!僕が唯一感情を動かす半身、僕の双子の兄が帰ってきた。
僕は全く同じ背丈の同じ容姿の兄に思いっきり飛び付いた。よろけながらも受け止めてくれ頭も撫でてくれた。
「リア~!もちろんだよリアも明日しない?」
「またかよ…いいな楽しそうだ。ルドその提案乗った!」
「やった♪あ、そろそろ僕お仕事だから行くね~」
「ん、いってら俺はこいつと話をしたら向かう。」
「はーい♪」
リアの後ろに人が居るとは思っていたがまさかリアの表の仕事仲間とは思わなかった。
だが何故かその男はカタカタと震えている。
「リトン・マーバーさんごゆっくり」
「はぃぃぃ!え?というか僕の名ま…」
形式上の挨拶だけし、僕は面倒と言わんばかりにその場を立ち去り仕事場へ向かった。
ガャガャガヤ
「チッ…あいつ…まだ…」
「今日…もうひと…だろ…」
「化け物めっ」
うるさいとは思わなかった。毎日仕事場に来る度にこうだ。元々人には興味はなかったので何の支障も無かったが。
とりあえず一番奥のテーブルに座り、リアルドを待ってるあいだ仮眠する。
こんな物騒な施設の中で一番古ぼけた木のテーブルなので寝心地は最悪だが寝れるときに寝たい。
十分ほど経つとまどろみの中で刃物と殺意の気配を感じたので爪で応えた。
カンッキンッ
(あー殺しに来たのかせっかく寝てたのに…新人か?まぁ殺しに来たのなら殺しても良いよな?)
「へぇー子供なのにやるじゃん。それとも子供に姿変えてんの?つーか男?女?フード取ってみ…せ…ゴフッ」
バタンッ
「つまんないよ。」
一発殴っただけで死んでしまった。つまらない。男の口からは赤黒い…これは胃か?他にも色々な臓器が血の海に浸っている血管が浮き出ており殴りの加減を間違えたと少し後悔する。
だが眠い…寝よう
そしてルドリアは興味を失ったように死体を放置し再び眠気に体を預けた。
その殺した人物がこの裏の世界で一番強かったと知らずに。
御指南のほどよろしくお願いいたします




