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忍の子孫  作者: 七竹真
3/5

隣人の名は。

《?????・??????》


 真田探偵事務所 略して真探さなたん。所長の真田さんを筆頭に、8人の探偵と探偵見習とバイトが1人ずついる探偵事務所。

 都内のビルの一角にある、一見普通の探偵事務所。なぜ普通じゃないとわかるかって?

 

 答えは簡単。あそこによく、政治家や警察の人が来るから。

 政治家の名前は、火呉悟士ひごさとしとかいう国会議員。SPの人を連れてるやつ。髪は赤みがかった黒で、目つきはスポ根漫画の焼き肉回で医学的な知識を説明してくるメガネキャラのような鋭い眼をしている。何やら、武器がどうのこうのと色々と話す。怪しさが満載である。

 SPのほうは、根来賀一ねごろがいち。機械のように表情がなく、冷たい雰囲気をまとった男だ。なぜか、真探の六方太陽を先輩と呼ぶ輩だ。

 警察は、二人組がよく来る。波島照勝なみしまてるかつ源義光げんよしみつだ。波島は、同期は出世しているのに、なぜか彼だけ出世できていないポンコツ刑事である。見た目は、やくざみたいだ。源は、若い刑事だが自販機の下に落ちている小銭を拾うのがとてもうまい運と勘のいいやつだ。見た目はホストみたいなやつだ。


 こんな怪しい奴らが、優秀な真田さんを狙って自分たちの仲間になり、賄賂とか裏をやってもらおうとしてるのに違いない。探偵だから尾行には気付けるし、安全に取引できる場所をしていたりすると狙っているのだろう。


 そうしているときに、私はいつもメロンを持って行って邪魔をする。真田さんは、「メロンを食べていきます?」といつも聞いてくるので、「ハイ」と答えて邪魔をする。居座ればこっちのもんだ。いたたまれなくなった彼らは、出て行ってしまう。


 我が名はジェイコブ・モキッドソン。真田探偵事務所を陰ながら守る正義のアメリカ人にして、真探の隣人!

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