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2、計画の成功

文がおかしくなっているところ等がありましたらバシバシ指摘してください。

「よっしゃぁぁ—―っ」

「あっ、アリシアお姉さま。計画が成功したんですねっ!」

「ご、ごほん。いたの、アルシヨ。ねえ聞いてっ!私の10年にわたっての計画がようやく成功したのよっ。」

「おめでとうございますっ!これであのナルシスト王子から解放されたんですね」


 そう、私は言葉の通り解放されたのだ。王族の妻となるための過酷な礼儀作法や勉強から!

 時はさかのぼって10年前。当時私が6才だったころ、私は王宮で行われるパーティーで初めて社交デビューをした。

 初めてということもあって私は4歳年上のルべリオお兄様にたどたどしくもエスコートしてもらい、食事をしたりおしゃべりをして華やかなパーティを楽しんだ。

 でもそれは一瞬で崩れ去っていった。というのも、私はその社交パーティでこの王国の第二王子に一目ぼれされてしまったのだ!

 それが原因で婚約するように王から直々に御達しがあったりなんだり・・・とにかくお花を眺めたりのんびりお昼寝をしていた日々とは打って変わって勉強づけの地獄の日々と化してしまった。

 それが嫌で嫌でせめてその王子だけでも心の救いにならないかと思い、喋りかけてみたりするもいいのは見た目だけ。中身は俺様は世界一カッコいいとでも思っているただのナルシストだった。

 王子が鏡に映る自分をみながら「今日も僕はなんて決まっているんだ!」なんて言ってるのをたまたま見てしまった日なんかぞっとしてしばらくの間体の震えが止まらなかった。

 そして時は立ち私は10歳になり、学園への入学が決まった。そんなとき私はふと思った。

 

 このままでは駄目だ・・・。

 

 それから私は両親と兄のルべリオと弟のアルシヨを集め、みんなの前でこう断言した。「私は王子との婚約を破棄したい・・・いや、絶対にする!」と。

 幸いにも家族は快く賛成してくれ、同時にこうして私の長期にわたる計画が始動したのだった。

 

 計画の内容は主に2つ。

 1、私が王子の未来の妻としてふさわしくない行動をとる。

 2、王子に他に好きな人が出来るよう仕向ける。


 1つ目は小心者な私には到底行動に移すことが出来ないので信頼のおける取り巻きたちにデマを流してもらった。

 2つ目は王子に最も心酔していたミリアが妻になれるように本人に気づかれないようコソコソとバックアップをしていった。

 なかなか順調にいかなかったが計画がやっとのことで成功したのだ。嬉しくてうれしくて王子に「最後に言うことは?」なんて言われたときなんかも言葉が出なかった。


 晴れて自由に身になった私はこれからは好きなように好きな道を歩んでいこうと思っている。今までできなかった色んな経験もしたいし、この10年間心の支えとなってくれた家族のみんなにも恩返しをしたい。つまりやりたいことがたくさんあるのだ。

 これから楽しみだ、そう思っているとバンっと勢いよく扉が開かれたと同時に両親が部屋へと駆け込んできた。


「アリシアっ、ついに成功したのねっ!よかったわ。これで母親として安心したわ」

「これから婚約破棄された身として肩身が狭くなるかもしれないが困ったことがあったらいつでもこの父親いってくれよ」


 それからみんなと抱き合いながら喜びを分かち合った。


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