947.再び異世界(41) マイア帝国(11) ヤルデラン星(9) 森の調査(1)
翌日、冒険者ギルドに赴くと、件のバラとエルらしき人物が居た。
イメージだと、少年少女だと勝手に勘違いしていた。 立派な壮年淑女だった。
まあ、専門家って言うことだから若くはないか。ベテランってこどだし。
依頼は受けるそうだ。正直採取や狩猟でこの金額の報酬を得るのは結構難しい、美味しい話だったらしい。
税金と手数料はギルドの天引きはされるが、それでも満足できる額だったらしい。
とりあえず1ヶ月分の報酬をギルドに渡してある。
「いつから出かける?」
「明日、早朝で大丈夫?」
「いつでも準備できている。大丈夫だ」
・・・・
翌朝、待ち合わせの場所に行くと二人とももう来ていた。
すごい荷物だ・・・食事はこちらで準備するのでたいしたことないと思っていたが、そうでもないみたいだ。
アイテムボックスに入れてあげようと思ったけど、はぐれた時に困るだろうから止めた。
「随分軽装備だな」
私はほぼ手ぶらである、小さなリュックだけだ。
「空間収納持ちだから」
「なるほどな、少し荷物を入れてもらえないか?」
「はぐれたときとかに困らない?」
「予備の装備とかは預けておいても良いだろう」
必要不可欠なものはすべて予備を持っているそうだ、さすがベテラン冒険者。
必要不可欠なものしか持っていかないので、荷物は半分ほどになった。
「食事は作ることも出来るけど、そう言う状況じゃない場合もあるから、基本的に鉱山ギルドの食堂メニューと同じよ」
1ヶ月分作ってもらってアイテムボックスに入れてある。時間経過がないので大丈夫。
「え、あれと同じか」
「だめだった?」
「いや、悲しいことに街ではあれが1番だ、他の街ではもっと色々あるけどな」
良かった食べられるみたいだ。ま、余裕があったら作ろう・・・ロントロうどんを・・・
ま、一応非常食もある・・・カップ麺とか、軍用非常食(カロリーと栄養主体の食べ物)だけど
ここは出来立ての街なので基本的に他の街からやった来た者しか居ない。色々と不満も多いことだろう。
彼らは、ゼロラディアンの街から来たらしい、街の大きさは限られていて家督を継ぐもの以外は下働か、家を出て独立するかしかないが、独立しても行くところがない。
今回はとても良いチャンスだったらしい。私の作った集合住宅の抽選に当選したらしい。なんでもすごい倍率だったと聞いている。あといくつか集合住宅は作る予定であるが、まず公共施設を優先している。
建物は私が作ったとしても、内装は千差万別、好みとかもあるし、家具を購入する店もまだない。
最初の集合住宅は、基本的な物しか置いていない、ベッドとキッチンと風呂とトイレ・・ぐらいかな。
彼らの仕事は街の外なのでギルドさえあれば良いし、不在が多いので初期状態でも特に不便はないという。
まず、彼らがよく採取する物や狩るものを聞いた。
街の近くの動植物生息域などは大体把握てきているらしい。それらはギルドを通じて、食用・薬用として街中で消費されている。
やばい植物はないかと聞いたら、あるにはあるが街の近くには無く、かなり森の奥に行かないと入手出来ず、需要もないので採取はしないらしい。
精神に異常をきたすような動植物に関しては心当たりはないという。大体は死ぬか嘔吐するか下痢になるかが殆どということだった。




