831.番外編(3) 皇舞亜の場合(42) ロントロの末裔(34) コンパス帝国(2) コンパスβ(2)
「コンパスβは、βと言うぐらいですから、最初に併合した星になります。
初代皇帝の誕生です。
帝国の歴史はそこから始まります。」
「えっ? 建国までは?」
「それは建国史になります」
「なるほど、内容は?」
「禁書となっておりますので、私は知りません」
「とても他人には言えない内容なのかな?」
「皇帝しか知りません」
黒歴史と言うやつか、
「私は読めないの?」
「マイ様が破壊した帝都の地下に御座います」
あちゃー、今度発掘しにいこうかな、
いや、今のうちに確保しておこう。
「ドリ、探せる」
「しばしお待ちを」
・・・
「どうぞ、これです」
「早っ! ドリは優秀だね」
「探索魔法が使えますので、地下書庫は頑丈で崩れていなかったので楽勝です」
後で読もうっと。
・・・・
宰相の話では、コンパスβは農業・酪農・畜産など食料生産が主な産業らしい。
周回軌道までは一瞬だ、シャトル機で地上に降りる。 シャトル機と言っても戦闘機だけどね。
事前に連絡が来ているらしく、迎えが来ていた。
ぱーーん ぱーーん
発砲された、迎えでは無いようだ、襲撃かな。
宰相によると、レジスタンス組織があるらしい、帝都史と同じぐらい長い歴史を持つ組織で最近の帝都崩壊を知り活動が活発化しているのだとか。
私のせいか
発砲なんか怖くもないけど・・宰相は死んじゃうか。
案内人が居なくなると困るので対処する必要がある。
宰相にはシャトルで待ってもらう
「ライ、やっちゃって、捕縛して」
「捕縛かぁ、つまらんな」
「彼らに聞きたいことがあるからね」
「仕方ないな」
どぱーーん
ライが突入、あっという間に制圧した。
「レジスタンスか?」
「知らん」
拷問はしたくないので自爆装置を発動する。
「レジスタンスか?」
「そうだ、お前は?」
「敵じゃない、宰相は敵かもしれないけど
私はマイ・ロントロ、最近帝国を傘下に入れた者、と言えばわかるかな?」
「お前が、帝国を? 冗談だろ、小娘が」
「宰相を連れてきて」
「恐る恐る宰相が近づいて来る」
ぽかっ、ぽかぽかっ
宰相にげんこつを落とす。
「ほら、宰相殴れる存在よ」
「マイ様、痛いです、おやめください」
「俺は宰相を知らん」
無駄だったか、宰相は怒っているが無視する。
「なんで襲撃してきたの?」
「ここに来るやつは全員帝国の奴らだ」
「私、違うし」
なんで信じてくれないんだろ?
別に信じてもらえなくてもいいか、
「宰相、本当の迎えはまだ?」
「もうすぐ来ると思います、あっ来ました」
ぱーーん ぱーーん
また発砲されたよ
「そいつらを、引き渡せ」
「宰相、態度悪すぎ、教育が出来てないわね」
「おい。お前たち、この方は重要な客人だ、失礼のないように」
支配者とも言うけどね。
「宰相、いたんですか、申し訳ありません」
宰相の存在感にも問題があるのかな?
危険だから私の装甲車で行こうかな。
戦闘機・・シャトルから装甲車を降ろす。
「先導をお願い、宰相、こっちに乗る?」
「もちろんです」
お迎えにはレジスタンスを引き渡したので、どのみち乗れるスペースは無い。
その代わり迎えの中の1名が同乗した。




