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時を奏でる境界線  作者: シャオえる


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今とこれからの話し合い

「四人の様子はどうかね?」

 本部の会議室に集まった人々。カノン達も含めて、数十人集まってちょっと狭めな部屋で、会議が始まる

「元気ですよ。まぁ、バータナ兄妹は、まだ機嫌が少し悪いみたいですが……」


「フラワードは、昨日の報告書に書いてある通りで良いかい?」

「はい。ですが、門前払いだったので結局何もわかりませんでしたが……」

 報告書とカノンの発言により、フラワードへの対応の話し合いが始まった。結果として、バルバとダングを主に、フラワードの調査を行うとして決まった様子


「ところで、アゼルはどうなった?」

 一人の会議参加者が疑問を話す と、女性隊員が手を上げ、報告をする

「本部へは一度電話がありました。カノン隊長に繋げましたが、すぐに切られてしまい、その後も連絡もなく結局なにも……」

「そうか……引き続き探してくれ」

 報告に少しざわつく会議室。だが、アゼルに関しては、いつものことなので誰も行方等を気にしていない


「で、彼らが来てもうすぐ一ヶ月になると思うが、どうするんだ?」

 また違う隊員がノエル達に関してカノンに問いかける

「ノエル君達はここで暮らさせます。クリル君達はどうかなぁ……」

 ノエルとリエルは、有無を言わせず色々と決定している様子。クリルとメイナは、フラワードと両親の件があるので、二人の様子を見つつ、これからどうするかを決めたいカノンは、答えづらい問題に、悩み始める

「……一応、全員の学園手続きも終えて、いつでも入れはするが、どうするか」


 他の本部の人達も悩むクリル達への対応に、その後もノエル達の今やこれからの話し合いが続く。全員の魔術能力の高さや、クリルのテストの結果が一番悪かったことなどを話し、後半はアゼルへの悪口や文句もありながら、話が進んでいく


「では、四人の話は今日は、これくらいにして次の保護の子の近況を……」

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