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暴走

リ「先…生…?」


目の前には紅い隻眼の我狼。


困惑しているリオン。


そこに…


ビュッ!


リ「!」


リオンに我狼の太刀が振られる。


リ「っ…!?」


反応が出来ないリオン。


我狼の太刀がリオンに当たる瞬間。


ガキン!


リ「!?」


リオンの前に1つの影。


その正体は…リ「涼雅さん…!?」


ボロボロの涼雅。


手に持っている薙刀で何とか我狼の太刀を防ぐ。


涼「このアホ我狼…!」


涼「リオンにまで手を出すとはどういう事や!!」


ブンッ!


涼雅が薙刀を横に払うと、我狼は後ろに跳ぶ。


それと同時に涼雅が地面に膝をつく。


リ「涼雅さん!」


涼雅にかけよるリオン。


涼「リオン…よく聞けや…。」


リ「!?」


涼雅がリオンに言う。


リオンは涼雅の話に耳をかたむける。


涼「今の我狼は正気じゃない。」


涼「我狼を正気に戻すために…少し強力な魔法使わなあかん。」


涼「その魔法を使うには少し時間がかかるんや。」


涼「それまでの時間…稼げるか?」



涼雅が問うと…


リ「…はい!」


リオンが頷き、我狼に向かい走っていく。リ「先生!」


我「……。」


リオンが呼び掛けるも我狼は無反応。


次の瞬間再び我狼の太刀が振られる。


ビュッ!


リ「っ!」


だが今度はリオンも負けずに紙一重でかわす。


続けて素早い太刀の突き。


ガキン!


今度は双剣で弾く。


だが…


ガッ…!


リ「なっ…!?」


ブンッ!


双剣を持ったリオンの手を我狼が掴み、そのままリオンを投げる。


ズダンッ!


リ「うっ!」


地面に叩きつけられ、うめくリオン。


リ「!」


地面に倒れたリオンを狙う太刀


リ「くっ!」


ズドッ!


なんとか体をよじり、太刀をかわす。


そして


ガンッ!


太刀が地面に刺さるのを狙い、

我狼に蹴りを放つ。


左腕で防がれたものの蹴りが我狼に当たる。


だが…


リ「…!」


リオンは気づいてしまった。我狼の左腕に巻かれている包帯から血が滲んでいる事に。


それだけではない。


リオンの攻撃はろくに受けていないが、何故か身体中が傷だらけだ。


涼「リオン!!」


涼雅の叫び声。


それと同時に我狼の太刀がリオンを狙う。


リ「っ!」


ガキャン!!


瞬時に双剣を盾にしたものの太刀の威力を防ぎきれず吹き飛ぶ。


ドンッ!


リ「うっ!!」


壁にぶつかりそのままうつぶせに倒れるリオン。


リ「く…」


よろよろと起き上がり、再び我狼と向き合うが…


ドサッ


また倒れる。


リ「…っ」


我「……。」


そして我狼がリオンに止めを刺そうと太刀を降り下ろす。


その時


リ「先…生…」我「!」










一瞬…本当に一瞬。










我狼の動きが鈍った。そしてその時を狙ったかの様に、


涼「そこまでや。我狼。」


我狼の懐に飛び込んだ涼雅。


この距離では太刀も使えない。


涼「おおおお!!」


ズガンッ!


我「…!!」


涼雅が我狼に掌底を打ち込む。


しかしただの掌底では無い。


合成獣の凶暴化を抑える効果の魔法でもある。


ドカン!!


我狼が吹き飛び壁にぶつかる。


木片が舞う。


涼(どうや…!)


これで決まらなければボロボロの涼雅に勝ち目は無い。


ガラッ


涼「!!」


我「……。」


瓦礫の中から我狼が起きあがった。


涼「くそ…。」


涼雅が片膝をつく


だが…


ドサッ…


我狼が倒れた。


涼「…よく考えてみれば…合成獣として暴走すれば…身体的にも…保つはずなかったんや…」


涼雅の声が虚しく響いた。

わぁぁぁ!!


放置ごめんなさぁぁぁい!!!(泣)


作者は最近忙しく更新できません…(泣)


これからは1週間に一度とか…2週間に一度の更新になるかもしれません…


みっ…見捨てないで下さぁぁぁい!!!(泣)(叫)

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