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・リリィ先生が天才と呼ばれる由縁

リリィ先生の素顔に迫るっ!

 私はミツキ。リリィ先生の助手です。いろいろあって、ミツキ先生と同居もしている。まあ、病院の上なんですが。

 さて、今日はミツキ先生の日常をみてみたいと思います。というわけで、寝室へGOっ!


 寝室に進入しました。先生は爆睡中ですね。先生はなんでかいつも浴衣を着ている人で、ごくたまにパジャマを着ることがあるくらいなんですよね。今は浴衣なんですけど・・・思いっきりはだけてます・・・。どのくらいかというと、R-18に抵触するくらいには。はぁ、布団も蹴り飛ばしてるし、まったく、風邪ひきますよ。

私は先生に布団をかけ直します。こんなので風邪を引かれたらいろいろと面倒ですし・・・きゃっ!? かけ直したら急に布団の中に引きずり込まれましたっ!? 絶対寝ぼけてるな・・・って、ひゃうんっ、ひ、人の胸に顔をうずめるなぁ〜っ!

どういうわけか、強い力で抱きしめられてしまっているので抜け出すことはできませんし、大声で叫んでも下の患者さんたちを驚かせてしまう・・・。それに、この状態の先生を殴っても起きないですし・・・。はぁ、起きるまではこのまま付き合いましょうか・・・。


 さて、お昼です。あの後ですか? 先生が目を覚ましたところで、本格的なハリセン使ってシバき倒しました。ええ、少しスッキリです。まあそれは置いておいて、お昼ご飯の後は何をしているのか先生の部屋を覗いてみましょう。・・・。あれ? ノックしても返事がない。

「先生? 入りますよ〜」

強行突入っ! ってわけで入ってみると・・・また寝てるよ、この人。ええ、パソコンで何かやっていたみたいですが、キーボードを器用に避けてぐっすりですよ。さて、パソコンで何をやっていたんでしょうか? ちょっと覗いてみましょう。・・・。

「これって・・・。なんでこれを出したまんまにするのかなぁ、はぁ」

どうやら、先生が書いている論文の資料なんですが・・・普通こんな隠しておきたいはずの文章って出したまま寝ないと思うのは私だけではないはずです。仕方がないですね、保存して、終了して、シャットダウンして・・・よし、これでOKっ!

 最後に先生に毛布をかけて退散します。また抱き枕にでもされたら敵いませんし。

 いつの間にか夜です。ええ、お昼ご飯を食べた後部屋で撮り溜めしたアニメとか消化してたら、いつの間にか外が暗くなっていました。不思議なものですね、ほんと。

さて、ミツキ先生は・・・。部屋を覗いてみると、お、起きてました。ペンタブで、何かを描いているみたいですね。

「せんせ〜い、何やってるんですっ?」

声をかけてみると、先生は集中しているのかこちらを向かずに答える。いや、こんな先生見るの久々です。

「手術道具の擬人化とミツキのイラスト描いてる」

はい?

「え、擬人化ですか?」

「うんっ。ちょっと思い立ってね。擬人化中」

「まあ、擬人化はいいとしても、私のイラストって何ですか」

傍からPCの画面を見てみると、うわ、確かにこれは私だわ。私を2次元に格納すると多分こうなるって画像がある。

「それで、先生? この画像で何をしようとしてるんです?」

「いや、これで同人誌(薄い本)でも書いて次のイベントに出そうかと」

うん、思った通り。この集中してる状態の先生は本音が出やすくて助かりますね〜。さて、イラスト化はいいとしても、本人に許可を取らずに公開しようとするとは・・・大学で司書過程を学び、著作権についてそこそこ知っている私への挑戦なんでしょうか? この喧嘩? 買ってもいいですよね?

「先生? ちょっとこっち向いてもらえます?」

「今集中してるんだけど〜?」

「いいから、向いてもらえます?」

「なんだよ、もう・・・」

ぐちぐち言いながらもこっちを向いた先生は、私の顔を見て凍りました。そんなに怖い顔をしてるでしょうか? ただ金属製のハリセンを持ってにっこ〜りと笑っているだけなんですが。

「あ、あの、ミツキ。な、何を怒ってるの?」

なんか急にビクビクし出しましたね。別に怒ってるのを顔に出しているつもりはないんですが。

「別に、まだ怒ってはいませんよ。ただ、聞きたいことがあるだけで。それで、先生。肖像権って、知ってます?」

それを聞いた先生の顔がどんどん青くなっていきますね〜。それでは、そろそろ怒りを爆発させましょうか。

「人をモデルにするんなら、その人の許可を取りなさいって何回も言ったでしょうが〜っ!」

それと同時にハリセンで突っ込み。おお、いい音がしますね〜、さすが金属製。

「ごめんなさ〜いっ」

それからしばき倒して、先生が気絶したあたりで今日のお説教は終わり、ふぅ。さて、ベッドに寝かせて、先生が書いたものを保存してシャットダウンし、部屋を出ます。今日は先生が気絶していますし、2人分の夕飯代だと豪華なものが食べられそうですね〜♪


 とまあこんな感じでリリィ先生は結構ダメダメです。ちゃんと仕事はするんですが、生活面は本当に、もう。しかし、そんな先生が魔法医学会では天才と呼ばれいるんです。不思議ですよね。まあ、そう呼ばれるほどのことを先生がしたからなんですが。

それを具体的にあげると、

・新しく効率の良い治療法の発見

・使いやすく改良した医療器具の開発

・幼い頃に見よう見まねで治療し、完治させた

・ほとんどの人が複数回受けてやっと合格する魔法医試験を一発で、しかも現役で合格

などなど、いろいろとやっちゃってるんですよね〜。

特に医療器具とかは一般医ができる治療の幅を広げたので地域によってはブラック並みに働いていた魔法医の方々から絶賛されたそうです。人は見かけによらないというのを実感しましたよ。

では、このあたりで。リリィ先生の助手、ミツキでしたっ!


こんな妹とか、いたら面白そう・・・。


感想や駄目出しなどお待ちしております。

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