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【旧】異世界見切り発車  作者: syouzi kobayashi
都市エリアル
20/37

十九話 恐怖、乗り越える決意

短いです。全部の話が構成を組まずその場のノリで書いています。

矛盾点とかそろそろでてくるかもしれません。

「うまっ!なにこれうまっ!!」


口に一杯の食べ物を詰め込む影秋。

あの買い物のあと宿に帰ってきて夕飯を食べていた。


「ぱねぇうめぇ!!」


ボキャブラリー不足な影秋であった。


「うれしいねぇ!!どんどんお食べ」


「おっしゃ!くうぜぇ!!ちょうくうぜぇ!!!」


餌付けされる影秋であった。


その後、部屋に戻る影秋


「ふふん!俺は学習する人間なのだ!!」


と、一人お湯の張ったお風呂を前にしていばる影秋。

寂しい人間である。


「今日はおっふろー湯につかれるー♪」


歌いながら服を脱いでいく影秋。

彼(彼女)は日本人なのである。

お風呂が大好きな。


「ふぃ~まじいい湯だわー」


「でもこの風呂底が浅い・・・肩までつかれない!!ぐぬぬ・・・」


と一人お風呂批評する影秋である。


「もう三回も失敗しねぇからな!!」


ゴブリンを退治した後、一度宿に戻りシャワーを浴びたとき温度調整に失敗した影秋、三度目の正直という奴であろうか。


「たしか・・・このくらいが丁度いいはず!!」


そして赤い石と青い石を調整しシャワーを浴びる。


「あっつ!あちちち」


「赤い石と青い石の回す回数逆だった!!」


二度あることは三度あるのだ。



簡単に体を洗い再びお風呂に入る影秋。


「いい湯だ~なぁ~あははん♪」


歌を口ずさんでいた。


「さてと、あがるか。」


脱衣所に行き、下着だけ穿く。


「やっぱり可愛いな~俺」


ナルシストである。

そのままベッドまで行きベッドに飛び込む。


「今日も色々あった・・・」


そして体が震えた。


「怖かった・・・」


影秋は今日殺し合いをしたのである。

ゴブリンから見たら一方的であったが、影秋からしたら殺し合いなのであった。

退治が終わった後、殺したことの罪悪感より、


「安堵した・・・俺は生き残れた・・・。」


命のやり取りをするのは初めてであった。

しかも自分から飛び込んでいった、影秋は今更ながら恐怖に身を震わせる。


「俺は勝てた、だけど次は?その次は?」


「せめて、負けないように、戦う術を見つけなきゃな・・・」


そういい自らの震える体を抱く。


「この世界は、日本とは違う・・・これじゃ生き残れない。乗り越えなきゃ」


そういいながらも身を丸める、母親の胎内にいる赤子のように・・・。


「今はいい、だけどこれから俺は生きるため。お金を稼ぐために戦わなきゃいけない。」


「慣れないと・・・。」


影秋は自らの意思で自らのために頑張ると決めた。


(何故かそうしないといけない気がする。)


影秋は夢のことを覚えていない。

しかし、心に思いを刻んでいた。


「明日も、いいことありますように・・・」









「お茶漬け食べたい。」


影秋はそういいつつ、眠るのであった。

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