表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
せっかくチートを貰って異世界転生したのでハーレムをつくる‼︎  作者: デッドくん
二章 魔法学校[シュタインズ]
53/82

五十二話 コンテストに参加するそうです

「奢るからさ!」

3人の内1人の男の人がそう言うと

「本当に?」

いけない!アイリスちゃんがご飯に釣られて

OKだそうとしてる!

「だめだよ!」

「ハッ…ありがとルミちゃん」

「君ルミちゃんっていうの?かわいいね!

一緒にいこうよ」

「えっと…あの…」

「困っていますわ!紳士ならレディに対してそれ相応の態度で話すべきですわ!」

アンネちゃんが珍しく怒っていた。

誘う事ではなく言葉遣いに…

「来いって!」

1人の男の人がアイリスちゃんに手を伸ばす

「シュ!」

という音と共にアンネちゃんがレイピアで遮る。

「レディに対しての態度がなっていませんね」

「危ねぇな!」

手を伸ばした男の人はギリギリで手を引き

怒りを露わにする。

男の人が剣を抜こうとした時に、

ルシウスくんが男の人の肩を叩いた。

「お兄さん?くたばるっすよ」

ルシウスくんは笑顔で男の頬に拳を見舞う。

「なんだこいつ!」

「困るんすよね…内のパーティに…

特にあなたたちみたいなやつはね!」

もう1人の男にも拳を見舞う。

「なんなんだよ!」

「すいませんっすね…恨むなら 任せた とか言った奴を恨んでくださいっす!」

「ボコッ!」

最後の1人も地面に倒れる。

「大丈夫だったっすか?」

「ありがとう!」

「感謝いたしますわ」

「私がやりたかったのに…」

「まぁ良かったっすよ!俺っちが出なくても

余裕だと思うっすけどね」

「ううん!助けてくれてありがと!」

「じゃ!俺っちは店の方に行かないと

いけないので!」

そう言い残してルシウスくんは走り去って

行ってしまった。

「じゃあまわろっか!」

「そーするー」

兼ねてからの予定どうり学園祭を満喫する

事になった。


「ひあわへー」

途中で見つけた食べ物屋さんのお肉を

食べながらアイリスちゃんは幸せそうな

表情を浮かべていた。

「うん!おいしい!」

「よく食べますわね…」

「おいしいものはべつばらー」

それって甘いものじゃ…

「お腹も膨れたし…なにする?」

「あれやりたい」

アイリスちゃんが指さした方向を見ると

[美少女コンテスト]といかにもな

看板がデカデカと書いてある。

「まさか…あれ?」

「もちろん」

「じ、じゃあ私ここで待ってるから」

「なに言ってるの?アンちゃんもルミちゃん

もだよ?」

「へっ?……」

「………」

私とアンネちゃんはその場で凍りついた。


「いやだぁ!いきたくないぃ!」

「私はその…えんりょ…」

「きょうせいさんかなのです」

ずるずると引きずられコンテストの方へと

引きずられていく。

「参加をご希望ですか?」

「全員おねがーい」

「承りました」

終わりました…参加決定…

「取り消むぐっ!」

「あまい…」

取り消してもらおうと口にしたが

塞がれてしまった。

「では…控え室にご案内しますね」

「はーい」

アイリスちゃんに引きずられて控え室へと入室した。

中ではあらゆる種族の美少女たちが

衣装をみたりしていた。

「うわぁ…」

「みてみて、これかわいい」

私のことに気にもせず、トコトコと衣装を

持ってきた。

「かわいい…」

かわいいけども!

「あれ?大丈夫?」

隣を見るとアンネちゃんが目を虚ろにして

ボーッとしていた。

「私は諦めますわ…ふふっ」

アンネちゃんが…あのアンネちゃんが…

「ふふふ」

ダメになってる!

「かんねんするのだー」

あっ…ダメだ私も…

私も諦めて、出場する事にした。

予選負けするよね…きっと…



「さぁ始まりました!美少女コンテスト!」

会場は熱気と歓声で埋め尽くされる。

「前回は美男子コンテストでしたからね!

今回は美少女コンテストということですが

どう思いますか?」

「非常にムラムラします」

「それは良かったですね!」

「「「よくねぇよ!」」」

会場の男たちが一斉に叫ぶ。

「ふふふ!今回の観客はノリがいいですね!

では、まもなく予選開始です!

今回はどんな美少女が出てくるのか!

はたまた誰が優勝するのか!」

「「「うぉぉぉぉ!」」」

会場がさらにヒートアップする。

「では!予選開始です!」

こうして美少女コンテストが開始した。


「続いてエントリーNo.24アイリスさんです!」

「じゃあいってくる」

「頑張ってね!」

黒のドレスに身を包んだアイリスちゃんは

とてとて歩いて行った。


「よろしくたのもー」

「「「うぉぉぉぉ!」」」

観客席から歓声が上がる。

「おぉ!これまたかわいい美少女が

来ましたね!どう思いますか?」

「ロリコンにはたまりませんね…

特にまな板からお腹にかけてのラインが

絶妙でムラムラします」

「おおっとこれは高評価ですね!

アイリスさん何か一言どうぞ!」

「あなたのはぁとにばっきゅん」

「「「ぐはぁ!」」」

観客が胸に手を当て、嬉しそうに叫ぶ。

「では!観客の皆さんボタンを押してください!」

この美少女コンテストは観客の点数で

優劣を決めるらしい…

ちなみに満点は500点です。

「点数が出たようです!」

すると、上空に魔法で点数が表示される。

490点と。

「おぉ!これは高得点!決勝進出確定と

いってもおかしくない点数です!」

アイリスちゃんはぺこりと頭を下げて退出する。


「どんどん行きますよ!続いては

エントリーNo.25ルミリアさんです!」

「頑張ってください!応援してますわ」

「うん!行ってくるね!」

私は衣装が決まらなかったため

制服のままで参加になった。


「よ、よろしくおねがいしまふ」

あっ…噛んじゃった…

「「「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」」

観客席から歓声が上がる。

「今回は美少女の中の美少女が揃ってますね!どう思いますか?」

「セリフを噛んでしまうとは…可愛らしいですね…

まさに天使ですね、

息子が暴れだしそうです」

「これまた高評価!今の気持ちをどうぞ!」

「……えへっ!」

何も思いつかなかったので笑ってみた。

「「「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」」」

観客席からとてつもない歓声が上がる。

「ではでは!お手元のボタンを押してください!」

少し時間がたった後

「それでは点数をどうぞ!えっ…」

上空には大きく497と表示されていた。

「これは過去最高得点と同じ点数ですね!

これは優勝でいいんじゃないでしょうか!」

私もアイリスちゃんと同じように

ぺこりと頭を下げて退出する。


「本当に今回はすごい戦いとなってます!

続いてお次は、エントリーNo.26

アンネロッタさんです!」

「よろしくお願いしますわ」

「「「うぉぉぉぉぉ!」」」

同じように歓声が上がる。

「なぜこんなにも美少女が集まるのでしょう

今回は波乱の予感しますがどう思いますか?」

「今大会では珍しいお姉様キャラですね…

豊満な胸から溢れ出るホルモンがすごいです

息子を踏んでもらいたいですね」

「高評価が続いていますね!今のお気持ちは!」

「ふふっ…緊張しますわ」

「「「踏んでくださーーい!」」」

「ではでは点数を!」

少しして点数がでる、492と出ていた。

「凄いですね!今大会は豊作のようです!」

アンネちゃんは頭を下げて退出する。


予選が進んでいく中控え室では

「まけた…」

「決勝進出だよね…」

「意外と楽しいものですわね」

なぜかアンネちゃんだけ喜んでいた。

「この胸!この胸がいけないのだ」

そう言ってアンネちゃんの胸を

アイリスちゃんがモミモミする。

「くすぐったいですわ!」

「あひゅう…」

アイリスちゃんは少し揉んだ後に

自分のも揉んでため息を吐いた後、

隅っこに行って縮こまってしまった。

「私もないすばでぃになりたい…」

自分の胸を見つめてアイリスちゃんがつぶやいた。

「決勝進出……」

私はそうつぶやいて少しだけ気合いを入れた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ