19 集結せし力
ジャラジャラと、渓谷中に鳴り響くその音は、〈ベヒモス〉の動きを封じる魔法の鎖のから発せられていた。
ただでさえ体いっぱいを埋められる渓谷の中で、その鎖はさらに〈ベヒモス〉の動きを封じ、前進を止めている。
されど、それも残りわずか。
発動初期は大量にあった鎖も、今は遠目でも数が数えられるくらいの本数しか残っていない。〈ベヒモス〉が飛び跳ねる度に、数10本が引き切られているのだ。
足を1本2本潰された程度で、動けなくなるものではない。
「――ちょっとコウ! もう私、魔力も精神力も限界なんですけど!?」
マーリンの悲鳴が上がる。
恒常的に効果を発揮する魔術は、常時MPを持っていかれる。必然的にそのしわ寄せは、魔術を発動しているマーリンに掛かっていた。
「待って、もうちょっと、もうちょっとだから!」
本のページを捲りながら、マーリンと同じような悲痛の声を張り上げる。
タイトルは『広範囲攻撃対策』という飾り気のないものだったが、今回の攻略の鍵となってくれる重要な本だ。
「[――トーマとブロッサム只今復帰! 足の攻撃に戻る!!]」
「よっし、そのまま足を攻撃してくれ!――マーリン、拘束解除だ!」
コウの宣言とほぼ同時に、鎖が砂塵のように消え去り――攻撃が始まる。
色取り取りなエフェクトが崖の上からでも、線香花火のように見える。遠目だが、それは仲間が頑張っている証拠だと判断し、コウは再びページを捲る手を動かし始めた。
「絶対あったはずなんだ、ここに確かに、」
目当てのアーツを必死で探し続ける。
こんな時に、『ああ、自動検索機能とか便利なんだな』とどこか他人事のように考える。もっと便利だったら勝てただろう、もっと楽だったならと思った事なら何度かある。
自分の伴侶予定の女性――マミと違って、コウはこのゲームに懐疑的な立場だった。
元来、どこか第三者目線で状況を見守ってしまう彼からすれば、他のメンバーよりもずっとこの世界に〝のめり込めていない〟のだ。
実際、仲間の1人であるリズが死んだ時も……あまり、悲しまなかった。
勿論悲しみはあったのだが、他の人間よりも早くその悲しみの坩堝から脱出できた。
それはそうだろう。だって所詮、ゲームの中の人間関係。現実で顔を合わせる場合なんて殆どないのだから、どうこうなった所であまり悲しめない。
――ところが、その事件の所為で仲間が散り散りになってしまった時、今まで傷んだ事がない場所が痛んだ。
その時、コウはようやく自覚出来たのだ。
ああ、僕は冷めているけれど。
熱いのが嫌いな訳じゃないんだな、と。
ゲームに熱くなって、真剣に戦いに挑んで、必死に抗って、本当に悲しむ彼らに、羨望しているのだと。
そしてそれを守る為ならば、それをさらに燃え上がらせる事が出来るなら――自分もまた、熱くなる事が出来るんだと。
……そこで唐突に、ページを捲っていた手が止まる。
「――見つけた」
起死回生の策。
――このまま行けば、自分たちは確実に負ける。
ブレスが一回である筈がない。もしもう一度あの攻撃を食らって仕舞えば、今度は今のような状況復旧は難しいだろう。
アタッカーの大半が死亡すれば、必然的にこちらの敗退が決定する。
それを避けるためには、この魔術を使用するしかない。
――そのメリットがあったところで、これを使用すれば、
「――っ」
頭の中から暗い罪悪感を抱いている自分を追い出し、全体通話から離脱して、個人通話に切り替える。
「ビック、聞こえるか」
「[………………あぁ、]」
耳元で聞こえるのは、聞いているとどこか安堵感を覚える重低音。その声に耳を傾けてから、コウは意を決して口を開く。
「お前に賭ける……頼む、犠牲になってくれ」
「[………………承知、]」
答えはたったそれだけだった。
今の台詞だけで何かを察してくれたのだろうか、それとも、どんな指示でも受けてくれるという覚悟の表れだろうか。
どちらにしろ、彼はコウが考えられる中でも、最も頼りになるメンバーだった。
「助かるよ、それじゃあ全体通話に「[待て]」――ああ」
珍しく早いレスポンスに、動揺しながらも先を促した。
「[犠牲になるのは、別に良い。
だが、俺がそう簡単に犠牲に、なると思うか?]」
――そう、それはまるで巌。
嵐にも、川の激流にも、火山の灼熱にも耐えうるその態度は、まさしく難攻不落の巌そのものだった。
「……ああ、そうだったね。君は守る事に関して言えば、プロフェッショナルだったね」
通話の向こう側にいるプレイヤーは、犠牲になるような状況で、簡単に犠牲になってくれる人物ではなかったのだ。
その事実に、どこかコウはホッとしていた。
「うっし、最後の一本取ったぁ!!」
ブロッサムとトーマが最後の足を取った瞬間、激しい鳴動と共に、〈ベヒモス〉はその場に座り込んだ。
もはや広場に向かう事も、身動き一つ取る事も出来ないその姿は、さながら達磨そのものだろう。
残すところ、本体と長い鼻のみ。
しかしその鼻も、もはやズタボロで、HPも少なくなっていたし、本体も既にHPバーを2本と半分を消費している。
このまま行けば、勝てる。
そう誰もが思った時――一陣の風が吹いた。
「――ブレス来ます!!」
誰かが叫んだその言葉に、全員が止まった。
ブラックホールの如きそれは風を一点に収束し、全体に向けてその突風を吹き出そうとしていた。
いや、突風とは過小表現だろう。
いくら防具を軽くし、速度に重点を置いているプレイヤーであったとしても、だ。
かなりの時間をアバターを強化する事に使用している上位プレイヤーのHPを、一気に全損し得る攻撃は、突風とは言うまい。
それはもはや、嵐。
一瞬の間に訪れ、人類圏の全てを薙ぎ払う事を前提に作られた“災害”だった。
――それでも進歩した人間は、その災害に争う事で生きている。
「〔――その猛威よ、集まり給え〕」
吸い込まれ、全ての音が静止されている世界の中で、その声だけが虚空に響く。
「〔息吹は人に帰る、風は一点に収束し、全は一へと続いていく〕」
ハスキーで静かな詠唱によって、自然と風は収まり、その声を世界に轟かせんばかりに、誰もそれを邪魔するモノはいなかった。
そう、それは全ての攻撃を収束させる魔術。
本来ならば、この場で放つべきではないもの。
「〔集まりし力、ここにあれ――《テンプルス・パワード》〕」
広がる力は一点に纏められる。
――《テンプルス・パワード》は、言わば支援魔法の一つだ。
範囲攻撃と設定されている攻撃を、たった一点に集中させ、威力を強化するものだ。仲間に振るわれるそれを、コウは敢えて〈ベヒモス〉に放ったのだ。
支援魔法。仲間を助けるそれを、コウはその効果を利用して、攻撃範囲を限定させたのだ。
付与術師が使うこの技は、案外ポピュラーな利用法だ。全員を壊滅させるくらいならば、1人を犠牲にした方が良い。
――その行動は一見、あまりにも無情に映るだろう。
いくら範囲攻撃が個人攻撃のサイズに限定された所で、誰か1人が死ぬ事は決まってしまう。
だってそうだろう? 範囲攻撃でさえ圧倒的猛威を振るっていたそれを、単体攻撃にして仕舞えば、それを受ける側がありえない程のダメージを受ける。
守った所で、確実に死んでしまう。
生贄、囮、スケープゴート。
――もし、たった1人だけそれを防ぎきれる男がいるとすれば?
堅牢な守りをモットーとしている男がいるならば?
状況は一変する。
「――『オ゛ォオォオォオオォオオ!!』」
雄叫びが響き、その鼻の向きはその雄叫びの主――ビックマウンテンに集中する。ブレスは既に発車寸前のタイミングで、彼に向かって剛風が吹き荒れようとしているのだ。
その中、鎧の騎士は冷静だった。
まるでいつもの朝の、ほんの些細な準備だと言うように、流れるように盾を構え、鎧の奥に仕舞い込まれ、戦闘以外は荒げないその声を張り上げる。
「起動――《城壁の守り手》!!」
その宣言と共に、半透明の半球が彼の目の前に展開される。
薄氷のようなそれは、触れるだけでも壊れてしまうのではないかと思えてしまうほど薄く、どこか脆そうに見える。
――その半球に、その剛風は降りかかった。
激流の中にある岩がどうなるか、皆知っているだろうか。
流れる川の勢いに抗いながら、その身を削って流れを逸らしてしまうそれに、脆さや儚さを感じる人間がいるだろうか。
……いないだろう。
彼のそれも同じだった。
「オオォオォオオォオオォ!!」
荒風の中にあっても、彼の咆哮はまだ聞こえていた。目も開けられないようなその状況でその光景を見た人間は、こう言えるだろう。
嵐に、人間が立ち向かっている――いや、むしろ勝利していると。
彼が持つ数少ない特殊スキル、《城壁の守り手》が、彼のその身を守っていた。
移動制限と制限時間を持ちながらも、全ての攻撃を0にする、純粋な壁役としてはある意味必須と言われている特殊スキルだ。
特殊という名にそぐわない、一般的なスキルだ。
それも、ビックマウンテンにとって重要ではなかったのだ。
全てを守る、仲間を攻撃から守り続ける――それがタンカーの仕事なのだから。
だから彼は、自分に向けられた強大な攻撃から、一切目を逸らさない。スキルによって自分の身が守られているのを分かっていても、決して目を閉じない。
その目を閉じている間になにかが起こってしまえば、自分は後悔してしまうから。
――彼は勇気など、欠片もない男なのだ。
ただ、怖さの優先度が違うだけ。
自分が死ぬより、辛い思いをするよりも、仲間が苦しむ姿の方がずっと怖いから。
そのブレスは、3分もの攻撃時間を掛け、放ち終わった。
ビックマウンテンの周囲は、もはや隕石が堕ちた跡のような悲惨な姿を見せていた。大地は捲れ上がり、扇状に穿たれたそれは一種の芸術だ。
そんな悲惨な状況な中でも、その扇の起点、ビックマウンテンは無傷だった。
あと1分、いやあと1秒でも攻撃が続いていれば、最高峰の防御力を誇っている彼であってもきっと死んでいただろう。
それでも、彼は生きている。
賭けに勝利したのだ。
「お疲れ様――こっからは、私らの仕事だよ」
ビックの横から、人影が数人分滑り出し、敵に向かって跳躍する。
まず煌めいたのは、2つの拳だった。
「――《多弾拳》!!」
最高速度に乗った拳が、その巨大な鼻に六つの斬撃を放つ。
削られたHP3分の1。確実に殺すには至らなかったものの、それでも、ブレスの反動も相まって、一時的な〈硬直〉を与える。
肌色の男の拳は、たった数発の攻撃でその時間を捻出した。
たった数秒だったその間に、山吹色の光が来襲する。
刃は横に。
たった一振りで全てを終える斬撃。
「《断頭八節――大達磨墜とし》!」
横薙ぎに振るわれたそれは、もはや刀の長さを大きく超えた斬撃だった。長大であった筈のそれを、半ばから両断してしまえるほど。
それはもはやアーツなどという枠に納めきれない異常さ。
――《延長》というスキルが存在する。
これは射撃武器や投擲武器の射程を伸ばせるスキルで、遠距離攻撃を多用するプレイヤーにはオーソドックスなスキルだ。
ところが、これにはあまり知られていない仕様が存在する。
このスキルが延長出来るのは、遠距離だけではく、近距離攻撃にも影響を与えるのだ。
侍ガール☆マミの遠距離から振るわれる斬撃も、その長さとは相反する大きな攻撃範囲も、それに影響する。
《首刈り》マミ。
その一端の1つが、このスキルだった。
その結果、その鼻のHPは全て失われた。
『バモ゛――』
鼻が両断された所為で濁る咆哮に伴って、無理矢理〈ベヒモス〉は自身の体を動かした。四肢も鼻も失ってしまってしまった状況であっても、簡単な動きなら出来る。
そう、まだ大きな牙が残っているのだ。それで敵を一薙ぎにしてしまおうと。
――その狙いは、即座に喪失する。自身を傷つける敵を狙っていたその眼は、地上から見れば米粒のようなそれは、たった一矢のお陰で潰されたのだ。
「――動かせませんよ」
その一矢を飛ばした少女、ネオは相手に聞かせるように宣言する。
〈ベヒモス〉に出来る事はない、させる事もない。そう宣言するように。
それが合図だったのか。
それとも、タイミングが合っただけだったのか。
「〔――《マッリェオ・オブ・デウス》〕!!」
本体に向け、一条と呼ぶにはあまりにも強力過ぎる雷霆が降り注いだ。
雨のように全体に攻撃する《ボルティクス・レイン》を一箇所に集めたようなその雷は、柱のようだ。
『バモ゛ォオォオォオオォオオ!?』
大量の電流と余波を含ませ、それは名前の通り神の鉄槌の如き威力を放ち、本体のHPを残り一本まで削りきった。
「――私はここまでよ」
発動させた本人であるマーリンは、その場に座り込んだ。
残っているMPは無く、回復手段もない事はないが、ここから先は魔術師の出る幕はない。あとは、見守る以外に選択肢がないのだ。
もっとも、心配などしていない。
だって、もう後は他のメンバーで倒せるだろうから。
彼女の仲間は、最強だからだ。
『バモ゛ォオォオォオオォオオ!?』
雷に撃たれ、端々焦げ付いている毛皮が、木を数本纏めて折るような激しい音とともに、硬質化していく。
より硬く、より固く、より堅く。
攻撃を一切受け付けないように、自分がこれ以上傷つかないように。
狭い通路の中、四肢も鼻も動かなくなってしまった今では、暴れる事は難しいだろう、それでも、〈ベヒモス〉はそのプログラムに従って変質する。
それは、普通に考えれば当たり前の行動だろう。
これを使えば、大ダメージを与えてくる魔術師の攻撃は、無意味になってくる。簡単な攻撃でもダメージを与える事は難しい。
余程の高プレイヤーか、余程の馬鹿でもいない限り。
「――おう、任されたよ!」
――しかし、ここに馬鹿はいた。
深緑色のナニカが雷系魔術特有の〈麻痺〉にかかっている体表を、灰色に赤い閃光が混じったナニカ、そしてもう一つ、藍色のナニカの3つが頂上へ上っていく。
《音速使い(ソニッカー)》と、ネオのテイムモンスター、ウルっち、そして《卑怯ペンギン》のイワトビだ。
小山を駆け上がる猿のようなそれらは、まるで地上から放たれた流星のような速度と光を帯びていた。
「んじゃ、頼んだぞ、ウルっち! イワトビ!」
「――承知!」
善良の言葉に一度だけ返事をするように吠えると、善良を追い越し、丁度背中に降り立つ。
『ウゥ――ワォオオォオォオオォオオォ!!』
遠吠えにも似た声が張り上げられる……いいや、張り下げられる。向かうのは、天空ではなく大地にも似た堅牢さを誇る体皮に向かってだ。
それはダメージを与えない。与えたとしても数ドット程度の消極的なもの。
ウルっちが受けた指示は、ダメージを与える事ではないのだ――その体表に傷をつけ、後にやってくる一撃をより大きくするため。
最初に入った罅の様な傷は、その雄叫びの振動によってより大きく、より多くなっていく。
そこに、
「最後の虎の子でござるよ!!」
――イワトビが、爆弾を数個叩きつけ、一点集中で発破を行う。
人に向けるような威力ではない。
それはもう岩肌を削る為の威力に近かった。ウルっちが広げた罅をより大きくし、相応のHPの消失と同時に、とうとう罅は亀裂へと変化する。
「……完璧だぜ、お前ら」
その声を聞くと、ウルっちはその本能に従って、イワトビは事前に言い渡された指示に従って、素早く後方に下がった。
余波を受ける。
それが分かっているからこそ。
「――ウォラァ!!!!」
亀裂の入った場所に、斬撃槍が振るわれる。。
斬撃と刺突が織り混ざったそれは、アーツのそれではない。彼の最高速度で振るわれる、ただの攻撃だ。
愚かに、ただ真っ直ぐに向けられるその攻撃、それそのものが、愚直の体現。
そして放たれし愚直の攻撃は、駆け上がった時と同じように、流星のような勢いと威力を孕んでいた。
駆け上がった流星は、その巨体に降り注いだのだ。
何発も、何発も。
何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も何発も!!
一撃一撃は、それこそ蚊に刺された程度だろう。
しかしそれが10発、20発、いいや、そう時間もかけずに100に届くともなれば、HPはどんどん削られていく。
既に斬撃槍は〈ベヒモス〉の血で濡れ、赤々と燃え上がるように染まっているにも関わらず、その流星群は止まる気配がない。
『バモ゛ォオォオォオオォオオ!?』
絶叫の中に、『何故』『どうして』という疑問が混じっているように聞こえる。
もう自分を傷つけられる人間はいないはずだった。この外皮を纏ってしまえば、自分に痛みを与える存在はいないと言っても、過言ではない。
いくら全体的に見れば残り少ないとはいえ、巨大なモンスターのHP。その数値としては膨大で、そう簡単に削りきれる物ではない。
――削りきれる、筈がないのに。
皮は剥がれ、
肉が切り刻まれ、
骨は両断され、
1秒間に数ドットという少ない中でも、それを積み重ね、半分以上を喪失し始めていた。
小さく、弱い筈のそれが、自分を蝕んでいる。
何度も、何度も。
――トーマの誇り、トーマが鍛えたそれは愚かなまでの〝速度〟だった。手元に存在する筈の武器は風切り音と共に消え、持っている手すら残像を残すのみの加速。
風魔術のスキル。
彼個人のステータス強化。
そして彼の持つ特殊スキル――戦闘開始から徐々に速度にボーナスを与える《瞬速の加護》の効果で、彼の速度は最高潮に達していた。
ブロッサムが決死の覚悟で挑んだPvPですら、彼は本気を出さなかた……いいや、出し切れなかったのだ。
彼は窮地に立たされれば立たされるほど、“加速”する。
ウルっちの攻撃。
イワトビの爆破。
そしてトーマの槍。
その全てが合わさり、残りHPはまるで枯れきった池のように少量になり下がっていた。
槍が静止する。
そのまま行けば勝てるという状況で、善良は戦わなかったのだ。
――事前に決まっていた約束を果たす為に。
最後は、〝新人〟に花を持たせる為に。
「うわぁああぁあああぁあぁああぁ!」
下から上へ、悲鳴が流れる。
跳ばされた乙女と共に。
跳ばされた――ブロッサムと共に。
次回の投稿は11月25日の20時に行います。
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